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J-GLOBAL ID：201102205614280604   整理番号：11A0301692

大気中でのLi₂S-P₂S₅硫化物固体電解質の構造変化

Structural change of Li₂S-P₂S₅ sulfide solid electrolytes in the atmosphere

著者 (5件)： MURAMATSU Hiromasa ,  HAYASHI Akitoshi ,  OHTOMO Takamasa ,  HAMA Sigenori ,  TATSUMISAGO Masahiro
資料名： Solid State Ionics  (Solid State Ionics)
巻： 182  号： 1  ページ： 116-119  発行年： 2011年02月03日 
JST資料番号： B0096B  ISSN： 0167-2738  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫化物Li₂S-P₂S₅はそれらが高いリチウムイオン伝導率及び広い電気化学ウィンドウを有するので全固体リチウム電池の魅力的固体電解質である。しかし,大気中でのLi₂S-P₂S₅固体電解質の化学安定性が懸念される。本研究で,空気暴露後のLi₂S-P₂S₅ガラス及びガラスセラミックの構造を初めて調べた。Li⁺及びPS₄^3-イオンから成る75Li₂S25P₂S₅(mol%)ガラス及びガラスセラミックは大気暴露の際明確な構造変化を示さないことをRamanスペクトルは実証した。空気暴露したLi₂S-P₂S₅ガラスから生ずるH₂S量はガラス組成に依存した。75Li₂S25P₂S₅組成は二成分系Li₂S-P₂S₅の最小量のH₂Sを生成した。75Li₂S25P₂S₅ガラス及びガラスセラミックは化学安定性と伝導率により全固体リチウム電池の有望な固体電解質である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固体電解質 ,  *硫化物 ,  リチウム化合物 ,  リン化合物 ,  ガラス ,  安定性 ,  リチウム二次電池 ,  ガラスセラミック ,  電気伝導率 ,  Ramanスペクトル ,  硫化水素
準シソーラス用語： 化学安定性 ,  イオン伝導率

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学一般  (CB07010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大気中 ,  硫化物 ,  固体電解質