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J-GLOBAL ID：201102208099387165   整理番号：11A1608314

ギンヒカリ(大型サイズ)未成熟魚,成熟魚の肉質成分の相違

著者 (8件)： 松原利光 (群馬県水試) ,  吉野功 (群馬県産技セ) ,  黒沢静男 (群馬県水試) ,  泉庄太郎 (群馬県水試) ,  垣田誉志史 (群馬県水試) ,  鈴木紘子 (群馬県水試) ,  新井肇 (群馬県水試) ,  吉澤和具 (群馬県水試)
資料名： 群馬県水産試験場研究報告(CD-ROM)  (Report of Gunma Fisheries Experiment Station (CD-ROM))
号： 15  ページ： 10-15  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： Z0238D  ISSN： 1342-1085  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 群馬県水産試験場川場養魚センター(以下「川場センター」という。)では,刺身用等の素材として新たな品種を開発する目的で通常のニジマスOncorhynchus mykissから3年成熟系ニジマスの選抜育種を行い固定化した。この3年成熟系ニジマスは「ギンヒカリ」と命名され,群馬県により2002年に商標登録された。2003年に魚体重1kg未満の魚について,2007年には群馬県養鱒漁業協同組合の内部規定により「ギンヒカリ」という商標を利用することができる魚体重1kg以上の魚について肉質成分を調べたところ,3年成熟系ニジマスは川場センターで継代飼育しているニジマスに比べて,粗脂質の割合が少ないこと,脂肪酸組成でエイコサペンタエン酸,ドコサヘキサエン酸の割合が高いこと,遊離アミノ酸のうちグリシンの量が多いことなどの相違があることがわかった。3年成熟系ニジマスは,成熟により肉質の低下が考えられるが成熟に関する内部規定はないため,成熟魚を「ギンヒカリ」として用いることもありうる。そこで,今回は魚体重1kg以上の3年成熟系ニジマスの未成熟魚,成熟魚の肉質成分を調べ,肉質の相違について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニジマス ,  栽培品種 ,  群馬県 ,  商標 ,  食品特性 ,  食品成分 ,  食品分析 ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ω-3脂肪酸 ,  *成魚 ,  粗脂肪 ,  肉質
準シソーラス用語： *ギンヒカリ ,  選抜育種 ,  *幼魚 ,  *Oncorhynchus mykiss

分類 (4件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

物質索引 (3件)： エイコサペンタエン酸 ,  グリシン ,  ドコサヘキサエン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 大型 ,  サイズ ,  成熟 ,  肉質 ,  相違