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J-GLOBAL ID:201102208127840040   整理番号:10A1154117

ココア発酵に関与する桿菌属株の分子同定及びペクチン酸リアーゼ生産

Molecular identification and pectate lyase production by Bacillus strains involved in cocoa fermentation
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 1-8  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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先に,ココア発酵時のペクチン分解酵素の生産における桿菌属の関与が示されている。この研究の目的はココア発酵から単離した桿菌属株を同定し,さまざまな増殖条件でのペクチン酸リアーゼ(PL)の生産能を評価することである。増幅リボソームDNA制限解析(ARDRA)により98株を解析した。4つの異なるバンドパターンを取得し,細菌単離株を4つの異なるARDRAグループにクラスター化した。各グループの代表的単離株のサブセットを16S rRNA遺伝子の部分的配列化により同定した。ココア発酵から初めて単離したB.fusiformisに加えて枯草菌,B.pumilus,B.sphaericus,セレウス菌及びB.thuringiensisの6株を同定した。少なくとも9U/mg乾燥菌体を生産するベストなPL生産菌はB.fusiformis,枯草菌及びB.pumilusに属したが,B.sphaericus,セレウス菌及びB.thuringiensisに属するそれらは低活性レベルを示した。等電点電気泳動法により示されるように,2種類のPLを生産した。すなわち,1つは枯草菌及びB.fusiformisにより生産されるpI 9.8のPL及びもう1つはB.pumilusにより生産されるpI 10.5のPLである。これらの菌株はグルコース培地よりもペクチン化合物培地において約2倍のPLを生産し,最大酵素生産は後期定常期細菌増殖期において生じた。これらの結果から,研究した細菌のPL生産は増殖期により及び培地に存在する炭素源により調節されることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物形態学・分類学  ,  酵素一般  ,  菓子 

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