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J-GLOBAL ID：201102209166450701   整理番号：11A1466055

大豆アルデヒドの揮発性trans-2-ヘキセナールはとうもろこしにおけるAspergillus flavus成長及びアフラトキシン産生を阻害する

Volatile Trans-2-Hexenal, a Soybean Aldehyde, Inhibits Aspergillus flavus Growth and Aflatoxin Production in Corn

著者 (4件)： DE LUCCA A. J. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dept. of Agriculture, LA, USA) ,  CARTER-WIENTJES C. H. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dept. of Agriculture, LA, USA) ,  BOUE S. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dept. of Agriculture, LA, USA) ,  BHATNAGAR D. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dept. of Agriculture, LA, USA)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 76  号： 6  ページ： M381-M386  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大豆由来の揮発性trans-2-ヘキサナール(t-2-H)が黄色麹菌成長を阻害できるかどうかをin vitro実験及びとうもろこし貯蔵容器ベンチモデル中の吸湿(23%含水量)とうもろこしにおいて測定した。in vitro実験はt-2-Hが10μMにて黄色麹菌発芽分生子生存性を有意に削減し,20μMにて95%生存性削減をもたらすことを示した。ベンチ試験において,揮発性t-2-Hは黄色麹菌分生子接種の湿潤とうもろこしの350gの底から間欠的に圧送され,容器のヘッドスペース経由で部分的開放キャップから大気に抜けた。本実験において,アフラトキシンB₁,生菌数,及びヘッドスペース中t-2-H濃度を測定した。低濃度であっても揮発性t-2-Hの間欠的圧送は7日間に渡って有意に黄色麹菌成長及びアフラトキシンB₁産生を阻害した。大豆由来のt-2-Hの間欠的圧送は黄色麹菌感染及びアフラトキシン産生からポストハーベストとうもろこしを保護する安全で効率的な方法であると示唆される。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *食品汚染 ,  微生物汚染 ,  成長阻害 ,  ダイズ ,  *アフラトキシン ,  二次代謝産物 ,  ポストハーベスト ,  in vitro実験 ,  含水量 ,  菌数計測 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  バイオアッセイ ,  時間依存性 ,  濃度依存性 ,  分生子 ,  *抗真菌作用 ,  食品衛生 ,  ラクトン ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  Aspergillus flavus
準シソーラス用語： 黄色麹菌

分類 (4件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： trans-2-ヘキセナール ,  アフラトキシンB₁

タイトルに関連する用語 (9件)： 大豆 ,  アルデヒド ,  揮発性 ,  trans-2-ヘキセナール ,  とうもろこし ,  Aspergillus ,  成長 ,  アフラトキシン ,  阻害