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J-GLOBAL ID:201102210616690617   整理番号:11A1243011

飼料学(78)-V 発酵工業副産物-

著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 843-846  発行年: 2011年08月01日 
JST資料番号: G0644A  ISSN: 0009-3874  CODEN: CKNKAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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味みりんは,蒸したもち米と米麹を焼酎と混ぜて,約20°Cで2~3ケ月ほど熟成させる。熟成液を圧搾・ろ過する。製品によっては,これを更に数ケ月から数年熟成させて,出荷する。これを本味みりんと呼ぶ。みりん粕は,飼料利用が可能で,酒粕に比べて結着性が強いので,取扱が困難であるが,家畜が選り食いするのを防げる。みりん粕は,乾物割合で粗蛋白含量(63%程度)が高く,繊維分が少ない。リキュールは,19世紀後半,連続式蒸留機が開発され,高濃度のアルコールが製造できるようになると,これをベースにした多くの種類が造られるようになった。これらは,成分からみると,香草・薬草系,果実系,ナッツ・種子系,その他の4種類になる。香草・薬草系は,中世ヨーロッパの修道院で薬として多く造られた。果実系は,製造の歴史は浅いが,現代では種類,製造量とも最も多い。リキュールには,様々な製法があるが,一般には香味原料から成分の抽出,配合,熟成,仕上げの各段階を経て造られる。先ず,ベースにどんな蒸留酒を使うか決める。香味原料からの成分抽出には,蒸留法,浸漬法,エッセンス法,パーコレーション法の4方式のいずれか,あるいはこれらを組み合わせる。
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分類 (2件):
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廃棄物処理  ,  濃厚飼料 
タイトルに関連する用語 (2件):
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