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J-GLOBAL ID：201102211060927856   整理番号：11A1841756

Scale:透明なマウスの脳の蛍光イメージングと再構築のための化学的アプローチ

Sca/e: a chemical approach for fluorescence imaging and reconstruction of transparent mouse brain

著者 (14件)： HAMA Hiroshi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KUROKAWA Hiroshi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KUROKAWA Hiroshi (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN) ,  KAWANO Hiroyuki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KAWANO Hiroyuki (JST-ERATO, Saitama, JPN) ,  ANDO Ryoko (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SHIMOGORI Tomomi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NODA Hisayori (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NODA Hisayori (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  FUKAMI Kiyoko (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN) ,  SAKAUE-SAWANO Asako (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SAKAUE-SAWANO Asako (JST-ERATO, Saitama, JPN) ,  MIYAWAKI Atsushi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  MIYAWAKI Atsushi (JST-ERATO, Saitama, JPN)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 14  号： 11  ページ： 1481-1488  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光学顕微鏡法で脳の画像を得るとき,深部の構造は光散乱で観察しにくいが,本研究では,Scaleという水溶性試薬を用いて生体試料を透明化することにより,その制約を解消した。この処理では,蛍光シグナルは保存される。マウスのニューロンを蛍光蛋白質で標識化し固定化した脳にこの方法を適用すると,従来では観察できなかった数ミリの深度の神経回路網を可視化でき,皮質と脳梁と海馬の投射を三次元で再構築でき,その範囲は対物レンズの作動距離に制限されるだけだった。歯状回では神経幹細胞から血管までの距離を測定できた。この方法は光学顕微鏡による細胞レベルのネットワーク解析に有用であることが示された。

シソーラス用語： *光学顕微鏡法 ,  医用画像 ,  蛍光標識 ,  *神経経路 ,  ニューロン ,  マウス ,  *透明材料 ,  *試料調製 ,  色素タンパク質 ,  歯状回 ,  脳梁 ,  大脳皮質 ,  トド ,  立体構造 ,  水溶性 ,  結像 ,  被写界深度 ,  *中枢神経系 ,  ネズミ亜目 ,  海馬 ,  皮質 ,  終脳
準シソーラス用語： YFP ,  三次元構造 ,  脳画像

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： Scale ,  マウス ,  脳 ,  蛍光イメージング ,  再構築 ,  化学