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J-GLOBAL ID：201102211327464311   整理番号：11A1001606

可視光照射下における光触媒的および光電気化学的水分解の最近の進歩

Recent progress on photocatalytic and photoelectrochemical water splitting under visible light irradiation

著者 (2件)： ABE Ryu (Catalysis Res. Center, Hokkaido Univ., North 21, West 10, Kita-ku, Sapporo 001-0021, JPN) ,  ABE Ryu (JST-PRESTO, Honcho Kawaguchi, Saitama 332-0021, JPN)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. C. Photochemistry Reviews  (Journal of Photochemistry and Photobiology. C. Photochemistry Reviews)
巻： 11  号： 4  ページ： 179-209  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W1244A  ISSN： 1389-5567  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半導体材料を使用する光触媒的および光電気化学的(PEC)水分解は,大量に存在する太陽光を利用して,水からクリーンにH₂を製造するポテンシャルを有するため,多くの関心を集めてきた。FujishimaとHondaが1972年に水開裂にTiO₂光アノードを使用して以来,研究者等は太陽光の効率的変換実現のために可視光(地表太陽光の半分を占める)を効率的に利用するシステムの開発を試みてきた。本報では,可視光の利用戦略に焦点を当てた最近の進展状況を展望した。この種の戦略には,自然界の光合成に触発された二段階光励起システム,高い可視光吸収と水開裂に適切なエネルギー順位のバンドエンジニアリング,効率的にH₂あるいはO₂を製造する新規助触媒開発,可視光応答性半導体系の効率的光電極の構築およびタンデム型PEC水開裂系の構築が含まれる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *光電気化学 ,  *分解反応 ,  半導体電極 ,  *生産 ,  *製造 ,  光照射 ,  太陽光 ,  酸化チタン ,  文献展望
準シソーラス用語： *水分解 ,  *水素製造 ,  可視光照射 ,  総説

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

引用文献 (244件)：

• FUJISHIMA, A. Nature. 1972, 238, 37
• BOLTON, J. R. Solar Energy. 1996, 57, 37
• DOMEN, K. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2000, 73, 1307
• ESSWEIN, A. J. Chem. Rev. 2007, 107, 40225
• KUDO, A. Chem. Soc. Rev. 2009, 38, 253

タイトルに関連する用語 (4件)： 可視光照射 ,  光触媒 ,  光電気化学 ,  水分解