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J-GLOBAL ID：201102215050923548   整理番号：11A0097165

海洋環境で著しく鋼材腐食を生じたRCはりの耐荷性能評価

著者 (3件)： 川端雄一郎 (港湾空港技研) ,  加藤絵万 (港湾空港技研) ,  岩波光保 (港湾空港技研)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 10  ページ： 193-198  発行年： 2010年10月29日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 44年間の海洋環境で著しく鋼材腐食を生じた渡橋から切り出したRCはりの四点曲げ載荷試験により耐荷性能評価について検討した。鉄筋がアンボンド化したRCはりでは,露出した鉄筋に一様に引張力が作用し,コンクリートの圧縮破壊よりも,アンボンド化によって生じるスパン内において鉄筋断面積が最小である箇所の降伏・破断がRCはりの耐荷力に支配的になったものと考えられる。

シソーラス用語： 鉄筋コンクリート構造 ,  梁 ,  腐食 ,  *海洋環境 ,  耐荷力 ,  破壊 ,  *金属腐食
準シソーラス用語： *RC梁 ,  *鋼材腐食

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (5件)：

• 港湾空港技術研究所編著: 港湾の施設の維持管理技術マニュアル, 沿岸技術研究センター, 2007
• 加藤絵万, 岩波光保, 山路徹, 横田弘: 建設後30年以上経過した桟橋上部工から切り出したRC部材の劣化性状と構造性能, 港湾空港技術研究所資料, No.1140, 2006
• 下村匠, 田中泰司: 厳しい塩害環境下にさらされた能生川橋の載荷試験, コンクリートテクノ, Vol.28, No.11, pp. 9-15, 2009
• J. Cairns and Z. Zhao: Behavior of concrete beams with exposed reinforcement, Proc. of Instn Civ. Engrs Structs&Blgs, Vol.99, pp. 141-154, 1993
• J. R. Eyre and M. A. Nokhasteh: Strength assessment of corrosion damaged reinforced concrete slabs and beams, Proc. of Instn Civ. Engrs Structs&Blgs, Vol.94, pp. 197-203, 1992

タイトルに関連する用語 (4件)： 海洋環境 ,  鋼材腐食 ,  RCはり ,  性能評価