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J-GLOBAL ID:201102218735448698   整理番号:11A1171659

教育設計についての三つの第一原理の誕生をめぐって

著者 (2件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 168-176  発行年: 2011年04月30日 
JST資料番号: L2602A  ISSN: 1341-4135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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教育設計(Instructional Design:教授設計とも訳される,以下ID)に関する研究の目的は教育の効果,効率,魅力を高めることである。eラーニングの品質を議論する枠組みとしてこれまでに提案されてきたID技法を五つの層に整理するモデルを提案した。このモデルでは,「いらつきのなさ」(精神衛生上の要件),「うそのなさ」(内容領域の専門的要件),「わかりやすさ」(情報デザインの要件),「学びやすさ」(学習効果の要件),「学びたさ」(魅力の要件)の各層が階層的に相互作用して教育環境の品質を規定しており,どの層を主たる対象としているかという観点で議論を整理する試みである。本文では,「学びやすさ」すなわち,学習効果をめぐるIDの研究動向と,その最上層にあたる「学びたさ」すなわち魅力をめぐる研究動向を,三つの「第一原理」の誕生をめぐって考察した。
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分類 (2件):
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科学技術教育  ,  システムプログラミング一般 
引用文献 (19件):
  • (1) 鈴木克明:“IDの視点で大学教育をデザインする鳥瞰図:eラーニングの質保証レイヤーモデルの提案”,日本教育工学会第22回講演論文集,pp. 337-338(2006)
  • (2) Suzuki, K. and Tada, N.: “A Layers-of-Quality model in online course design: The Five-E Model”, International Journal for Educational Media and Technology, Vol. 3, No. 1, pp. 92-103 (2009) [Available online] http://jaems.jp/contents/ICoME/icomej/icomej.html
  • (3) 鈴木克明:“〔解説〕教育・学習のモデルとICT利用の展望:教授設計理論の視座から”,教育システム情報学会誌,Vol. 22,No. 1,pp. 42-53(2005)
  • (4) Merrill, M. D.: “First principles of instructions”, Educational Technology Research and Development, Vol. 50, No.3, pp. 43-59 (2002).
  • (5) 鈴木克明:“eラーニングにおける学習者中心設計とIDの今後(第8章)”,野嶋栄一郎・鈴木克明・吉田文編,人間情報科学とeラーニング,放送大学教育振興会,pp. 118-133(2006)
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