文献

J-GLOBAL ID：201102219392568249   整理番号：11A0825940

伝熱を伴う固液二相流に対する埋め込み境界法

Immersed Boundary Method for Liquid-Solid Two-Phase Flow with Heat Transfer

著者 (4件)： 上山篤史 (大阪大 大学院工学研究科) ,  守家智士 (大阪大 大学院工学研究科) ,  中村摩理子 (大阪大 大学院工学研究科) ,  梶島岳夫 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 77  号： 775  ページ： 803-814 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝熱を伴う固液二相媒体に対する数値計算モデルを開発した。界面における熱伝導率は,熱流束に対する界面の方向を考慮して算出される。また,固体相の運動方程式に対する時間積分を陽的多段解法によって行うことで中立密度の計算を可能にした。検証問題として同軸二重円筒の定常熱伝導問題を扱い,本手法が理論解と良い一致を示すことを確認した。さらに熱伝導が支配的な場では二相媒体の熱伝導率が単純な体積平均で表現できないこと,熱伝導率が粒子の分布様式には依らず体積率によって定まることを示した。一方,対流伝熱が起こる場合には粒子数,体積率,粒子の流動性の有無によって,二相媒体が極めて複雑な熱伝達特性を示すことを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *固液二相流 ,  *計算モデル ,  熱伝導率 ,  固液界面 ,  熱流束 ,  二重円筒 ,  熱伝導 ,  体積率 ,  対流熱伝達 ,  *特性
準シソーラス用語： 対流伝熱 ,  *伝熱特性

分類 (2件)： 相変化を伴う熱伝達  (PA02040V) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 伝熱 ,  固液二相流 ,  埋め込み境界法