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J-GLOBAL ID：201102220419585424   整理番号：11A0536774

カルボキシル基の導入位置が異なる水系ポリウレタンの合成と性質

著者 (1件)： 平岡教子 (長崎大 環境科学)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 46  号： 2  ページ： 64-69  発行年： 2011年02月28日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハードセグメント又はソフトセグメントに単独にイオン基をもつ水系ポリウレタン(WBPU)を,またHSとSSの両方にイオン基をもつWBPUを合成し,その性質を調べた。合成したエマルションをポリプロピレン板上で注型,乾燥してフィルムをつくり,評価した。カルボキシル基の導入一は,SSとHSの相構造に影響した。SSにイオン基を導入するとやわらかいキャストフィルムが得られた。HSとSSのイオン基の導入割合を変えることで,多様な性質のWBPUを得ることができ,用途に応じて求める性質をもつWBPUを合成することが可能である。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *部分 ,  イオン ,  プラスチックフィルム ,  ポリカプロラクトン ,  ジオール ,  *高分子膜 ,  示差走査熱量測定 ,  ガラス転移点 ,  *カルボキシ基
準シソーラス用語： *カルボキシル基 ,  DSC【熱量測定】 ,  ガラス転移温度 ,  キャストフィルム ,  *ソフトセグメント ,  *ハードセグメント

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  ポリウレタン  (YH07130G)

物質索引 (1件)： 2,2-ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸

引用文献 (6件)：

• K. Mequanint, and R. Sanderson: Polymer, 44, 2631(2003)
• A. K. Nanda, and D. A. Wicks: Polymer, 47, 1805(2006)
• M. G. Lu, J. Y. Lee, M. J. Shim, and S. W. Kim: Journal of Applied Polymer Science, 86, 3461(2002)
• M. V. Ebrahimi, M. Barikani, and S. Mohammad: Iranian Polymer Journal, 15, 323,(2006)
• D. J. Hourston, G. D. Williams, R. Satguru, J. C. Padget, and D. Pears: Jounal of Applied Polymer Science, 74, 556(1999)

タイトルに関連する用語 (3件)： カルボキシル基 ,  水系ポリウレタン ,  性質