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J-GLOBAL ID:201102225348177364   整理番号:11A0104115

白カビチーズに特徴的な香り成分とその生成経路

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資料名:
巻: 59  号:ページ: 303-307  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: F0966A  ISSN: 1343-0289  CODEN: MISAFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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白カビチーズにおける特徴的な香り成分の分析とその生成経路について述べた。チーズの熟成中における風味物質の生成は,乳成分の分解(一次分解)と分解されたアミノ酸や脂肪酸のさらなる分解(二次分解)から成り,固有の風味は二次分解で形成される。白カビチーズでは白カビPenicillium camembertiが中心的な役割を果たす。また,白カビGeotrichum candidumなどのほかに,酵母や乳酸菌以外の細菌も香気成分の生成に関与する。白カビチーズを特徴づける香りでは,アンモニア臭,カビ臭,フローラル臭,硫化物臭の4つを取り上げた。アンモニアはアミノ酸が白カビの持つアミノ酸デヒドロゲナーゼによる分解から生成される。メチルケトンは脂肪酸のβ酸化サイクルの中間産物である。アルコールは不飽和脂肪酸分解物から,メチルケトン還元物,アミノ酸代謝産物に由来する。またこの他にエステルや硫化物も含まれ,これらが白カビチーズの特徴的な風味を作りだしていた。
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分類 (2件):
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チーズ  ,  食品の化学・栄養価 
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