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J-GLOBAL ID:201102226887944669   整理番号:11A1954965

宍道湖の水懸濁物からステップ密度勾配媒体で分離されるCoelosphaerium kuetzingianum由来のゲオスミン検出

Detection of geosmin from Coelosphaerium kuetzingianum separated by a step density gradient medium from suspended materials in water in Lake Shinji, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 253-260  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: L3959A  ISSN: 1439-8621  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: シンガポール (SGP)  言語: 英語 (EN)
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2008年4~5月に宍道湖で臭気を発生したゲオスミン産生生物を同定するための予備調査を行った。濾過していない表層水のゲオスミン濃度は濾過水よりも明らかに高いことから,ゲオスミン産生生物が湖水懸濁物(SS)に存在することを示唆した。SS及び堆積物のステップ密度勾配媒体分離を行い,光学顕微鏡観察から最も軽い層に大量の藍藻類Coelosphaerium kuetzingianumと僅かな緑藻類Pseudodictyosphaerium minusculumが含まれ,その層には最も高濃度のゲオスミンが存在することをガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)を用いて見出した。さらに,採取日の異なる湖水試料中に含まれるC.kuetzingianum細胞数とゲオスミン濃度間に高い相関があることを示した。今後,実験室内でのC.kuetzingianumの単離・培養およびゲオスミンの検出が必要であるが,宍道湖においてC.kuetzingianumがおそらくゲオスミンを発生する藍藻類であることを示唆する。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  湖沼汚濁 
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