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J-GLOBAL ID：201102229799451864   整理番号：11A1805546

CeO₂上に担持された金ナノ粒子のCO酸化時における系統的形態変化

Systematic Morphology Changes of Gold Nanoparticles Supported on CeO₂ during CO Oxidation

著者 (7件)： UCHIYAMA Tetsuya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YOSHIDA Hideto (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KUWAUCHI Yasufumi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ICHIKAWA Satoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SHIMADA Satoshi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  HARUTA Masatake (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKEDA Seiji (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 43  ページ： 10157-10160  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金はもっとも安定な金属元素であるが,CO酸化に対して室温でも顕著な触媒活性を示す。しかし,金がそのような触媒活性を示すためには,PdやPt触媒の場合と異なり,CeO₂の様な結晶性酸化物上にナノ粒子として担持されなければならない。また,金ナノ粒子によるCO酸化の反応機構もまだよく分かっていない。本研究は実用的Au/CeO₂触媒の形態を,CO/Ar中でその場環境透過型電子顕微鏡(ETEM)により追跡観測した。その結果,Au/CeO₂触媒の形態変化とCO酸化の触媒活性が良好な相関性を示すことが分かった。CO/空気混合物中でのCO酸化において,1)CO分子は金ナノ粒子表面に吸着し,おもに[111]面と[100]面で閉じられた多面体型金ナノ粒子の構造を安定化する,2)O₂分子は,金ナノ粒子と担体のペリメータ界面あるいは担体表面で酸素原子あるいは活性酸素化学種に解離し,金ナノ粒子の多面体表面を丸くするかあるいはその揺らぎを生じさせる。CO分子はその結果,室温で酸化されると考えられる。

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  *担持触媒 ,  *ナノ粒子 ,  *酸化セリウム ,  *接触酸化 ,  *一酸化炭素 ,  不均一系反応 ,  *電子顕微鏡観察 ,  *金ナノ粒子
準シソーラス用語： 環境透過型電子顕微鏡

分類 (2件)： 顕微鏡法  (BK01040E) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

タイトルに関連する用語 (5件)： CeO2 ,  担持 ,  金ナノ粒子 ,  CO酸化 ,  系統