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J-GLOBAL ID：201102231272082032   整理番号：11A1572280

グリース潤滑点接触における微小電食の予備測定

Preliminary Measurements of Electrical Micropitting in Grease-Lubricated Point Contacts

著者 (7件)： SUNAHARA Kenji (Yaskawa Electric Corp., Kitakyushu, JPN) ,  ISHIDA Yuji (Yaskawa Electric Corp., Kitakyushu, JPN) ,  YAMASHITA Shinji (Yaskawa Electric Corp., Kitakyushu, JPN) ,  YAMAMOTO Masaharu (Yaskawa Electric Corp., Kitakyushu, JPN) ,  NISHIKAWA Hiroshi (Kyushu Inst. of Technol., Kitakyushu, JPN) ,  MATSUDA Kenji (Kyushu Inst. of Technol., Kitakyushu, JPN) ,  KANETA Motohiro (Kyushu Kyoritsu Univ., Kitakyushu, JPN)
資料名： Tribology Transactions  (Tribology Transactions)
巻： 54  号： 5  ページ： 730-735  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： D0522A  ISSN： 1040-2004  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電動機故障の一因である電食を生じる原因である軸受系の絶縁破壊にたいするグリース及び油膜厚さの影響を実験的に調べた。転がり及び滑り弾性流体潤滑接触モデルにおける膜形状及び厚さの測定に用いる干渉計を応用し,グリース潤滑面間の放電現象を閃光信号として測定した。グリース膜の絶縁破壊に関連する閃光信号を生じる条件を解明し,電食の出現にたいして密接に関連することを示すことを目的とした。接触面は,厚さ12及び直径180mmの光学ガラス(BK7)及び市販玉軸受用鋼球(SUS440C)で,ガラス円盤下面には7nmクロム層及び300nmのITO膜を被覆した。装置の電気回路及び試験法について述べた。グリースには鉱油ベース及び合成油2種(エステル+ジエステル及びPAO+エステル)で,増粘剤を添加した。試験結果を,油膜厚さにたいする絶縁破壊電圧,中心膜厚にたいする閃光周波数及び閃光時の電流及び電圧の波形で示した。閃光の発生が直接に電食に関連すること,閃光周波数が膜厚さに依存すること,電食耐性は添加物よりは基油に依存すことが分った。また,電食は直径数μmの点への電流の集中によることを述べた。

シソーラス用語： 弾性流体潤滑 ,  *グリース潤滑 ,  *点接触 ,  放電 ,  球 ,  板ガラス ,  予備調査 ,  クロムめっき ,  酸化インジウムスズ ,  絶縁破壊 ,  膜厚 ,  油膜厚さ ,  基油 ,  インバータ ,  増粘剤 ,  接触圧 ,  電圧 ,  波形 ,  電流 ,  石油 ,  ポリオレフィン ,  エステル ,  ポリアルファオレフィン ,  鉱油 ,  鋼球 ,  *絶縁破壊電圧 ,  *大気圧放電 ,  電流波形 ,  放電電流 ,  *電解腐食 ,  *腐食
準シソーラス用語： *電食 ,  電圧波形 ,  *油膜厚

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  電動機  (NB07030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： グリース潤滑 ,  点接触 ,  微小 ,  電食