文献

J-GLOBAL ID：201102232127820234   整理番号：11A1206369

ヒドロキシアパタイトナノ結晶への骨芽細胞様細胞接着に対する界面蛋白質の効果

Effect of Interfacial Proteins on Osteoblast-like Cell Adhesion to Hydroxyapatite Nanocrystals

著者 (8件)： TAGAYA Motohiro (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TAGAYA Motohiro (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  IKOMA Toshiyuki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  IKOMA Toshiyuki (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TAKEMURA Taro (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  HANAGATA Nobutaka (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YOSHIOKA Tomohiko (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TANAKA Junzo (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 27  号： 12  ページ： 7645-7653  発行年： 2011年06月21日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 散逸測定機能つき水晶微量天秤(QCM-D)を用いて,蛋白質吸着および引き続いて起こるヒドロキシアパタイト(HAp)ナノ結晶への骨芽細胞様細胞接着を検出した。アルブミン(BSA),フィブロネクチン(Fn)およびコラーゲン(Col)の前吸着,およびそれに続く胎児ウシ血清(FBS)の吸着および細胞接着を研究した。QCM-DのΔD(散逸エネルギーシフト)-Δf(周波数シフト)プロットを用い,吸着層の粘弾性的性質をVoigtモデルにより評価した。Colの吸着はBSAやFnの吸着に比べ高いΔf,ΔD値を示し,続いて起こるFBS吸着は蛋白質種に依存した。また,細胞接着のΔD-Δfプロットも表面に依存し,FnおよびCol修飾表面が細胞接着により粘性的な界面層を形成し,接着過程が細胞外マトリックス(ECM)蛋白質をとおした細胞反応によって影響を受けることを示す。表面修飾に用いた蛋白質による細胞形状の変化についても調べた。

シソーラス用語： *ヒドロキシアパタイト ,  ナノ結晶 ,  培養細胞 ,  *細胞接着 ,  微量天秤 ,  *粘弾性 ,  *燐灰石 ,  骨芽細胞様細胞 ,  水晶微量天秤 ,  *蛋白質吸着 ,  *細胞結合 ,  *結合 ,  *機械的性質

分類 (4件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒドロキシアパタイト ,  ナノ結晶 ,  骨芽細胞様細胞 ,  界面 ,  蛋白質