抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カラー静止画像のための国際標準規格圧縮手法としてのJPEGの変換符号化として良く知られているDCT手法には,高い圧縮比率を持つ再構成画像の上の眼に見える歪,ブロック歪,モスキートノイズといういくつかの大きな欠陥が存在している。本論文では,ACコンポーネント上の量子化誤差から発生するモスキートノイズに焦点を合わせ,そのノイズ量を定量化した。モスキートノイズの原因はエッジ画像にあるため,PSNRで表現された画質レベルが約20~25dBであるならば,劣化画質は人間の視覚で容易に捉えられるため,近傍ピクセルの平均差分が15以上になることを計算した。WDCT手法ではモスキートノイズが改良手法としてk次元2点移動平均法を拡張し,ブロック内に出現しているエッジのみにWDCT手法を適用した場合,WDCT手法を採用しているため,ここでは,歪のそれぞれの改良比率を理論的導入した。WDCT手法とそれに関連したWDCT手法のモスキートノイズ発生量では,DCT手法に反して70.364%および47.770%を捉えることが可能であった。DCT手法の同一の圧縮比により結果的に再考された実画像の結果では,可視歪がWDCT手法を用いた場合には出現しないことを示した。(翻訳著者抄録)