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J-GLOBAL ID：201102237987627417   整理番号：11A0957897

奇周波数超伝導の難題について

On the Puzzle of Odd-Frequency Superconductivity

著者 (3件)： KUSUNOSE Hiroaki (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  FUSEYA Yuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MIYAKE Kazumasa (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 80  号： 5  ページ： 054702.1-054702.7  発行年： 2011年05月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Berezinskiが最初に提案して以来,奇周波数超伝導は,その熱力学的な安定性と非物理的なMeissner効果を伴う均一な状態の剛性の関する基礎的な問題に出会った。最近Solenovら[Phys.Rev.B79(2009)132502]は,経路積分定式化はこの難しさから逃れ,通常のMeissner効果のある安定な均一相が得られると論じた。ここでは,有効自由エネルギーを極小化する適切な鞍点解を選ぶことが重要になることを示した。これはSolenovと共同研究者の研究では陰に仮定されていた。一般的な種類のペアリングの奇周波数超伝導に対して,実軸の解析接続を介した遅延関数の議論を含む経路積分定式化を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： Meissner効果 ,  超伝導 ,  *経路積分 ,  鞍点 ,  自由エネルギー ,  解析接続 ,  *奇周波数超伝導
準シソーラス用語： *有効自由エネルギー

分類 (1件)： 超伝導の基礎理論  (BM04010Y)

タイトルに関連する用語 (1件)： 奇周波数超伝導