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J-GLOBAL ID：201102240345960660   整理番号：11A1130759

組み込みシステムを用いたパルスパワー発生装置

Pulsed Power Generator using Embedded System

著者 (4件)： 秋山雅裕 (一関工高専) ,  郷富夫 (一関工高専) ,  末光司 (熊本大) ,  秋山秀典 (熊本大)
資料名： 電気学会パルスパワー研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PPT-11  号： 1-9.11-13  ページ： 29-32  発行年： 2011年06月03日 
JST資料番号： L4030A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,パルスパワーを用いた応用研究は多く行われており,本研究ではそれらの多くのニーズを満たす高性能なパルスパワー発生装置の実現を目的とした。今回,パルスパワー発生装置の制御回路にFPGAを導入し,従来システムの制御,パルス出力タイミングの制御,電圧制御,パソコンを用いた簡易操作など,様々な高度な制御をFPGAにより実現可能にした。このように,組み込み技術を用いることで装置は小型軽量化し,仕様変更の柔軟性,パルスパワーの出力電圧制御,繰り返し周波数制御,及びパルス出力回数制御が実現した。これは産業への近道となり,世界最先端の研究を先導することが期待できる。さらに,本システムの応用として,水中放電現象を高繰り返しで運転しながらその放電状態を制御することに成功した。

シソーラス用語： *パルス発生器 ,  衝撃電圧 ,  *FPGA ,  電圧制御 ,  周波数制御 ,  放電 ,  軽量化 ,  小型化 ,  *パルスパワー ,  水中放電 ,  改変

分類 (1件)： 高電圧技術・設備  (NA03000I)

引用文献 (5件)：

• (1) S. Katsuki, R. Stark, E.S. Buescher and S.J. Beebe : "Bioelectrics -New Applications for Pulsed Power Technology", IEEE Transactions on Plasma Science, Vol. 126, No.7, pp.703-708 (2006)
• (2)高木浩一:「パルスパワー・プラズマの農業・食品への応用」,電気学会論文誌 A,Vol.130, No.10, pp.963-971(2010)
• (3)秋山雅裕、猪口誠、佐久川貴志、秋山秀典、上野崇寿、末松謙一、甲田忠:FPGAを用いたコンパクトで高性能なパルスパワー発生装置の開発」,プラズマ・核融合学会誌,Vol. 85, No.9, pp.963- 971(2010)
• (4) M. Akiyama, T. Sakugawa, S.Hamid R. Hosseini, E. Shiraishi, T. Kiyan and H. Akiyama: "High-Performance Pulsed-Power Generator Controlled by FPGA", IEEE Transaction on Plasma Science, Vol. 38, No.10, pp. 2588-2592 (2010)
• (5)佐久川 貴志、山口 貴弘、山本 邦博、崔 再九、喜屋武、毅 浪平 隆男、勝木 淳、秋山 秀典:「パルスパワーを用いたストリーマ状水中放電プラズマの生成」,電気学会論文誌 A,Vol.1, No.126, pp. 703-708(2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： 組み込みシステム ,  パルスパワー ,  発生装置