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J-GLOBAL ID：201102241021118734   整理番号：11A1564307

人工的な集光性システムをめざす粘土/ポルフィリン複合体での効率的な励起エネルギー移動反応

Efficient Excited Energy Transfer Reaction in Clay/Porphyrin Complex toward an Artificial Light-Harvesting System

著者 (8件)： ISHIDA Yohei (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  ISHIDA Yohei (Japan Soc. for the Promotion of Sci. (DC1), Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Tetsuya (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  MASUI Dai (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TACHIBANA Hiroshi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  INOUE Haruo (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAGI Shinsuke (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAGI Shinsuke (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 36  ページ： 14280-14286  発行年： 2011年09月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水熱合成したサポナイト上に吸着させたポルフィリン誘導体の励起エネルギー移動を,吸収および発光スペクトルおよび時間分解蛍光スペクトルを用いて調べた。ポルフィリンは粘土の陽イオン交換容量の5~90%のローディング率で粘土表面に吸着させた。ポルフィリンA(供与体)とポルフィリンB(受容体)を同時に吸着させると,かなり広範囲(A/B=15/1~1/15)にわたって,凝集も分離も起きずにAとBが粘土に均一に分布した。A/Bが1/3~1/5の間では,ローディング率が90%のときに,ほぼ100%のエネルギー移動が観測された。用いたポルフィリン誘導体はテトラキス(1-メチルピリジニウム-n-イル)ポルフィリン(n=2,3(A),4(B)),テトラキス(1-メチル-4-イル)ポルフィリン亜鉛,テトラキス(N,N,N-トリメチルアニリニウム-4-イル)ポルフィリン(H₂TMAP)およびZnTMAPの6種類である。

シソーラス用語： *サポナイト ,  *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *有機化合物 ,  *エネルギー移動 ,  発光スペクトル ,  蛍光スペクトル ,  陽イオン交換容量 ,  *複合体 ,  *集光 ,  蛍光減衰 ,  光化学系
準シソーラス用語： *ポルフィリン誘導体 ,  時間分解蛍光分光法

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (2件)： 5,10,15,20-テトラキス(1-メチルピリジニウム-3-イル)-21H,23H-ポルフィリン ,  5,10,15,20-テトラキス(1-メチルピリジニウム-4-イル)-21H,23H-ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 人工 ,  集光性 ,  粘土 ,  ポルフィリン ,  複合体 ,  励起エネルギー移動