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J-GLOBAL ID:201102241146599459   整理番号:11A1148313

腫瘍細胞の自発的遊走および十分に制御されたスフェロイド形成を促進する3D培養モデルとしてのナノインプリント足場の使用

The use of nanoimprinted scaffolds as 3D culture models to facilitate spontaneous tumor cell migration and well-regulated spheroid formation
著者 (19件):
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巻: 32  号: 26  ページ: 6052-6058  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二次元(2D)細胞培養は薬剤開発および腫瘍研究において必須である。しかし2D培養の限界は広く認識されており,より優れた技術が必要とされている。最近の研究により,細胞と2D基質との強力な物理的接触によりin vivoで成長させた腫瘍とは異なる細胞特性を誘導することが示された。そのため様々な基質を使用した3D細胞培養が開発されたが,それにも関わらず従来のアプローチ法では細胞増殖およびこれらのアッセイにおける細胞生存,均一性,再現性,および/または簡便性の維持は得られていない。本稿で著者らは,ナノインプリント技術(ナノ培養プレート)を使用して,in vivoで成長させた腫瘍細胞の特性を再現する無機ナノスケール足場を持つ3D培養系を開発した。細胞と基質間の物理的接触を減弱させると,自発的な腫瘍細胞遊走,細胞間接着,多細胞3Dスフェロイド形成が促進されたが,細胞増殖および生存性は維持された。結果として得られた多細胞スフェノイドはin vivoで成長させた腫瘍に類似した低酸素コア領域を形成した。この技術により顕微鏡アッセイおよび分光測定アッセイに容易に適用できる均一で再現性の高い3D培養が可能となる。これは抗腫瘍薬の高スループット/ハイコンテントスクリーニングに使用可能であり,より効果的な抗腫瘍療法の開発を加速させるであろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞・組織培養法  ,  細胞生理一般 

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