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J-GLOBAL ID：201102244232811966   整理番号：11A0890780

3秒グリッドDEMから作成したフィリピン海プレート北縁部の3D画像

3D bathymetric image of the northern margin of the Philippine Sea plate based on 3 second grid DEM

著者 (9件)： 泉紀明 (海上保安庁) ,  加藤幸弘 (海上保安庁) ,  西澤あずさ (海上保安庁) ,  伊藤弘志 (海上保安庁) ,  渡邊奈保子 (海上保安庁) ,  中田高 (広島大) ,  後藤秀昭 (広島大) ,  植木俊明 (海洋先端技術研) ,  梶琢 (海洋先端技術研)
資料名： 海上保安庁海洋情報部研究報告  (Report of Hydrographic and Oceanographic Researches, Japan Coast Guard)
号： 47  ページ： 83-89,89(1),89(2)  発行年： 2011年03月18日 
JST資料番号： Z0865A  ISSN： 1348-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1984年以降,相模トラフから南海トラフにかけての海域で,マルチナロービーム音響測深機による詳細な測深データが蓄積されてきた。これにより,従来250mグリッドDEMにより解析されてきた海底地形が,90m(3秒)格子で作成できるようになった。この解像度の違いは大きく,海底活断層の認定などが,容易かつ確実なものに改善された。本稿では成果である3秒格子による詳細な海底地形図を付し,大方の閲覧に供する。

シソーラス用語： *フィリピン海プレート ,  舟状海盆 ,  *南海トラフ ,  ソナー ,  活断層 ,  数学モデル ,  地形図 ,  海底 ,  立体画像 ,  *数値地形モデル
準シソーラス用語： マルチナロービーム音響測深機 ,  海底活断層 ,  海底地形図 ,  *数値標高モデル ,  相模トラフ

分類 (1件)： 海洋地質学  (DE06000F)

引用文献 (13件)：

• 石橋克彦・佐竹健治(1998),古地震研究によるプレート境界巨大地震の長期予測の問題点一日本付近のプレート沈み込み帯を中心として, 地震,50,1-21
• 及川光弘・渡邉奈保子・橋本崇史・吉田剛・千葉未子(2010),深海域のマルチビーム音響測深データの不確かさと管理,海洋情報部研究報告,46,39-46
• 梶琢・中田高・渡辺満久・鈴木康弘・後藤秀昭・徳山英一・隈元崇・佐竹健治・加藤幸弘・西沢あずさ・泉紀明・伊藤弘志・渡邉奈保子・植木俊明(2010),詳細海底地形図に基づく南海トラフ域の海底地すべり分布とその特徴一特に南海トラフから天竜海底谷にかけて一,月刊地球,号外61,49-55
• 木村学・木下正高(2009),付加体と、巨大地震発生帯,東京大学出版会
• 鈴木康弘(2010),東海~四国沖の陸棚外縁活撓曲の再発見,科学,80,779-781

タイトルに関連する用語 (6件)： 秒 ,  グリッド ,  DEM ,  フィリピン海プレート ,  縁部 ,  3D画像