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J-GLOBAL ID：201102245144742217   整理番号：11A1478457

需要家の分散形電源の運転状態推定-その1:需要家入口から推定する手法-

著者 (6件)： 中野幸夫 (電力中研) ,  浅利真宏 (電力中研) ,  伊藤憲彦 (電力中研) ,  小野田崇 (電力中研) ,  松田勝弘 (東北電力 研開セ) ,  堀越和宏 (東北電力 研開セ)
資料名： 電力中央研究所システム技術研究所研究報告  (電力中央研究所システム技術研究所調査報告)
号： R10017  ページ： 22P  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： L1889B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 分散形電源(DG)を保有する需要家の入口位置で測定される情報と需要家の設備データを用いて,DGの運転状態(発電の有無,発電機の運転台数)を推定する手法を開発した。需要家の入口からみた力率がDGの運転(発電)によって変化する現象を利用して,DGの発電の有無を推定する手法「負荷力率法」を開発した。また,発電の有無の正答率の向上と発電機の運転台数の推定を可能とするため,サポートベクターマシン(SVM)を用いた手法「SVM力率法」を開発した。配電線側でDGの運転状態を常時把握することができれば,送り出し電圧の調整や系統切り替えなどの対策を講じることができる。

シソーラス用語： *分散型電源 ,  *状態推定 ,  利用者 ,  入口 ,  配電系統 ,  力率補償 ,  電力コンデンサ ,  サポートベクトルマシン
準シソーラス用語： *需要家

分類 (1件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (5件)：

• (1) 浅利、伊藤、小野田、中野、松田、堀越「需要家の分散形電源の運転状態推定-その2:配電線から推定する手法-」、電中研研究報告:R10041、平成23年3月.
• (2) 荻原、平岩、相原、小林、渡辺、「区間開閉器情報を用いた分散形電源発電量把握手法の実測評価」、電気学会保護リレー研究会資料、PPR-09-37、平成21年.
• (3) 朝倉、元治、「配電線逆相電流に着目した大容量発電機の連系推定」、平成20年電気学会電力・エネルギ一部門大会、32.
• (4) 配電系統力率問題対応技術専門員会、「配電系統における力率問題とその対応」、電気協同研究、第66巻第1号、電気協同研究会、平成23年1月.
• (5) 例えば、小野田、「知の科学サポートベクターマシン」、オーム社、平成19年8月.

タイトルに関連する用語 (6件)： 需要家 ,  分散形電源 ,  状態推定 ,  入口 ,  推定 ,  手法