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J-GLOBAL ID：201102246102511327   整理番号：11A0811913

改修モデル住棟に対する見学者評価と生活検証-UR向ケ丘第一団地ストック再生実証試験-

著者 (1件)： 鈴木克彦 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科)
資料名： マンション学  (日本マンション学会誌)
号： 39  ページ： 68-74  発行年： 2011年04月11日 
JST資料番号： L5991A  ISSN： 0919-6587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1960年に管理開始し2002年度に建替え事業が進行した堺市のUR都市機構の向が丘第一団地を活用したストック再生実験の分析から改修技術の方向性を検証した。「暮らしの持続的再生」をコンセプトとした構造躯体改変を含む多様な住棟改修を行い,現地見学会,居住実験を実施し,それに基づきモニタリング調査を行った。その結果,1)減築によって生まれたテラスなど従来の改修にはない個性的な空間が新たな魅力を創造したこと,2)バリアフリー化と共に多様な空間の工夫で多世代居住,コミュニティの活性化を実現できること,3)ストック再生事業が新たな住環境の価値を創造し,縮減成長社会を見据えた発展モデルとなりうること,などの知見を得た。

シソーラス用語： 住宅団地 ,  大阪府 ,  *公共住宅 ,  *再生 ,  *改修 ,  面接調査 ,  *実証実験 ,  バリアフリー ,  コミュニティ ,  活性化 ,  持続可能な開発 ,  経済成長 ,  住環境
準シソーラス用語： *UR賃貸住宅 ,  向が丘第一団地 ,  堺市

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (5件)：

• 1)鈴木克彦「UR向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験共同研究における選定技術提案の内容について」生産と技術61巻1号77~81頁(2009.1)
• 2)鈴木克彦「持続型社会に向けた高経年住宅団地のストック再生のあり方ストック改修実験プロジェクトの実践を通じて」本誌33号41~45頁 (2009.4)
• 3)鈴木克彦「ストック再生に資する改修技術の手法と課題UR向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験の実践を通じて」本誌36号46~51頁(2010, 4)
• 4)建築と社会1066号11~40頁(日本建築協会、 2011. 1)
• 5)新建築2011年2月号83~88頁(新建築社、2011. 2)

タイトルに関連する用語 (10件)： 改修 ,  モデル ,  住棟 ,  見学 ,  評価 ,  生活 ,  検証 ,  向ケ丘第一団地 ,  ストック ,  実証試験