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J-GLOBAL ID:201102247008621786   整理番号:10A0951488

クロアワビHaliotis discus discusのパラミオシン: 新しいアレルゲンとしての同定及びトロポミオシンとの交差反応性

Paramyosin of the disc abalone Haliotis discus discus: Identification as a new allergen and cross-reactivity with tropomyosin
著者 (6件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 921-926  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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35~38kDaの筋原線維蛋白質であるトロポミオシンは,甲殻類とともに軟体動物における主要なアレルゲンを代表する。トロポミオシンのほかに,100kDaのアレルゲンが,クロアワビHaliotis discus discusで新たに検出された。100kDaのアレルゲンを塩析及びヒドロキシアパタイトHPLCにより,クロアワビの筋肉から精製し,リジルエンドペプチダーゼ消化により生成したペプチド断片で測定したアミノ酸配列に基づいてパラミオシンと同定した。蛍光ELISAによる分析に基づいて,試験した18の患者の血清のうちの16もの多くがクロアワビのトロポミオシンに反応した。また同じ患者の血清は,トロポミオシンに比べて少し弱かったけれどもクロアワビのパラミオシンとも反応し,パラミオシンが主要なアレルゲンであることが示唆された。免疫ブロッティングデータにより,クロアワビのほかに軟体動物のいくつかの種において,パラミオシンが分布していることが分かった。興味深いことには,パラミオシンとトロポミオシンの交差反応性が,阻害免疫ブロッティング及び阻害ELISAにより明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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水産食品一般  ,  食品蛋白質  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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