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J-GLOBAL ID：201102250823512062   整理番号：11A1526475

コロイド層状ニオブ酸塩ナノ結晶の室温での透明水性ゾルの合成

Synthesis of transparent aqueous sols of colloidal layered niobate nanocrystals at room temperature

著者 (3件)： BAN Takayuki (Dep. of Materials Sci. and Technol., Gifu Univ., Yanagido 1-1, Gifu 501-1193, JPN) ,  YOSHIKAWA Shogo (Dep. of Materials Sci. and Technol., Gifu Univ., Yanagido 1-1, Gifu 501-1193, JPN) ,  OHYA Yutaka (Dep. of Materials Sci. and Technol., Gifu Univ., Yanagido 1-1, Gifu 501-1193, JPN)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 364  号： 1  ページ： 85-91  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニオブ酸テトラメチルアンモニウムナノ結晶の透明水性ゾルを,水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAOH),ニオブエトキシド,および水を室温でTMAOH/Nb≧0.7の割合で混合することにより合成した。このガラス基板上のコロイド溶液を蒸発することにより調製した薄膜のX線回折パターンは,このコロイド状ニオブ酸塩が層状結晶構造をもつことを示している。2つの型の層状構造が層状ニオベートとして知られている。すなわち,M₄Nb₆O₁₇ nH₂OおよびMNb₃O₈ (M=H,H₃O,あるいはアルカリ金属)である。Ramanスペクトルおよび電子回折により,このニオブ酸塩ナノ結晶はM₄Nb₆O₁₇ nH₂O化合物に似た結晶構造であることを示唆した。さらに,ゾルゲル法でニオベートコロイド溶液から酸化ニオブ薄膜を製造した場合,c軸が基板表面に平行な配向T-Nb₂O₅薄膜が得られる。この薄膜の配向は,おそらくコロイド状ニオブ酸塩ナノ結晶の層状構造に起因できる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コロイド ,  *ニオブ酸塩 ,  *ナノ結晶 ,  *ヒドロゾル ,  水 ,  X線回折 ,  層状組織 ,  結晶構造 ,  ゾル-ゲル法 ,  酸化ニオブ ,  薄膜 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： *水性ゾル ,  層状構造

分類 (1件)： 物理化学一般その他  (CB01030T)

物質索引 (2件)： 水酸化テトラメチルアンモニウム ,  テトラメチルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (6件)： コロイド ,  層状 ,  ニオブ酸塩 ,  ナノ結晶 ,  室温 ,  水性ゾル