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J-GLOBAL ID：201102252623460206   整理番号：11A0607345

高分子電解質燃料電池触媒用に金属ナノコロイド溶液で調製した多層カーボンナノチューブ支持Pt触媒のキャラクタリゼーション

Characterization of Multi-Walled Carbon Nanotube-Supported Pt Catalyst Prepared by Metal Nanocolloidal Solution for a Polymer Electrolyte Fuel Cell Catalyst

著者 (7件)： EGUCHI Mika (Ibaraki Univ., Ibaraki) ,  YAMAMOTO Shun (Ibaraki Univ., Ibaraki) ,  KIKUCHI Mayuko (Toyo Univ., Saitama) ,  UNO Katsuhiro (Ibaraki Univ., Ibaraki) ,  KOBAYASHI Yoshio (Ibaraki Univ., Ibaraki) ,  NISHITANI-GAMO Mikka (Toyo Univ., Saitama) ,  ANDO Toshihiro (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 62  号： 3  ページ： 179-183  発行年： 2011年03月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,多層カーボンナノチューブを炭素支持体として用いた。Pt触媒用のこの支持体を酸あるいは熱処理の必要性の無い通常の技術によって調製した。ナノコロイド溶液を適用する二つの異なる手法を開発した;即ち,方法1と方法1を改良した方法2である。方法2において,コロイド溶液を初めに炭素を添加することで調製した。SEMおよびTEM観察から,Ptナノ粒子(5~20nm)は適切に支持されていた。Ptナノ粒子は方法1と比較して方法2において高度に分散されて良好に支持されていることを見出した。Pt/MWCNT触媒中のPt量はICP-MS測定から,方法1および2を用いた時,それぞれ,31.4wt%と45.9wt%であった。Pt金属に属するピークをXRD測定によって確認した。サイクリックボルタンメトリ(CV)測定結果によって計算したPt/MWCNTのPt比表面積は,商業的に有用なPt/Ketjen触媒のそれよりも大きかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  *白金触媒 ,  支持物 ,  コロイド ,  比表面積
準シソーラス用語： 支持体

分類 (1件)： 触媒の調製  (CB06110P)

引用文献 (28件)：

• 1) P. Staiti, Z. Poltarzewski, V. Alderucci, G. Maggio, N. Giordano ; International J. Hydrogen Energy, 19, 523 (1994).
• 2) K. Uno, M. Eguchi, T. Suzuki, Y. Tsutsumi ; J. Surf. Finish, Soc. Jpn, 60, 672 (2009).
• 3) V. Lordi, N. Yao, J. Wei ; Chem. Mater., 13, 733 (2001).
• 4) K. Y. Jiang, A. Eitan, L. S. Schadler, P. M. Ajayan, R. W. Siegel ; Nano Lett., 275 (2003).
• 5) Q. Q. Li, S. S. Fan, W. Q. Han, C. H. Sun, W. J. Liang ; Jpn. J. Appl. Phys., 36, L501 (1997).

タイトルに関連する用語 (8件)： 高分子電解質燃料電池 ,  触媒 ,  コロイド溶液 ,  調製 ,  多層カーボンナノチューブ ,  支持 ,  Pt触媒 ,  キャラクタリゼーション