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J-GLOBAL ID:201102254759333987   整理番号:11A0098280

Sn-3.0Ag-0.5CuはんだとCu-Zn合金との界面における金属間化合物の形成速度

Kinetics of Intermetallic Compound Formation at the Interface Between Sn-3.0Ag-0.5Cu Solder and Cu-Zn Alloy Substrates
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資料名:
巻: 39  号: 12  ページ: 2504-2512  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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代表的な鉛フリーはんだであるSn-Ag-Cu系はんだ(SAC)とCu-Zn合金はんだ付け層との界面における金属間化合物(IMC)の形成速度ならびに成長メカニズムを明らかにする目的で,Cu-10 wt%Zn(Cu-Zn)細線の表面に溶融はんだ中浸漬法によって(260°C,30s),Sn-3.0 wt%Ag-0.5 wt%Cuはんだ層を被覆し,被覆時(はんだリフロー時)および120,150,180°Cの各温度にて最大2000hまでエージングした試料について,界面近傍のSEMによる微構造観察,EDSならびにFE-EPMAによる組成分析等を行い,Cu線試料と比較して,次の結果を得た。リフロー時には,Cu-ZnおよびCu試料のいずれの界面にもCu6Sn5が生成し(凹凸はげしい),エージングに伴う拡散・反応によってCu6Sn5は平坦化されるとともに,その厚さは増し,Cu3Snに変わっていく。ここで,Cu-Znでは,Cuに比べてIMCの成長が著しく抑制される。そして,この抑制効果は,エージング温度が高いほど顕著になる。これは,Cu6Sn5/Cu-Zn界面に生成するCuZn層がCuとSnとの相互拡散のバリアとなることによる。これらの結果から,Sn-Ag-Cu系はんだとCu-Zn合金はんだ付け層との界面における反応挙動が明らかになり,接合信頼性を保証するためのデータを蓄積できた。
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ろう付  ,  接続部品 
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