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J-GLOBAL ID：201102260686439927   整理番号：11A1812895

キナーゼPKCΘのV3ドメインモチーフは免疫シナプスにおけるその局在と,CD28との結合を介するT細胞での機能を決定する

A motif in the V3 domain of the kinase PKC-θ determines its localization in the immunological synapse and functions in T cells via association with CD28

著者 (8件)： KONG Kok-Fai (La Jolla Inst. Allergy and Immunology, California, USA) ,  YOKOSUKA Tadashi (RIKEN Res. Center, Yokohama, JPN) ,  YOKOSUKA Tadashi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  CANONIGO-BALANCIO Ann J (La Jolla Inst. Allergy and Immunology, California, USA) ,  ISAKOV Noah (Ben Gurion Univ. Negev, Be’er Sheva, ISR) ,  SAITO Takashi (RIKEN Res. Center, Yokohama, JPN) ,  SAITO Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ALTMAN Amnon (La Jolla Inst. Allergy and Immunology, California, USA)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 12  号： 11  ページ： 1105-1112  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PKCΘのV3ドメインが免疫シナプスへの局在の必要十分条件であることを見出した。免疫シナプスへの局在化は補助受容体CD28との結合により仲介され,Lckキナーゼに依存した。CD28との結合及び免疫シナプスへの局在に必要なV3の保存高プロリンモチーフを同定した。CD28との結合はTh2細胞,Th17細胞分化,PKCΘにより仲介される下流シグナル伝達に必要であった。V3の異所発現で免疫シナプスからPKCΘは排除されその機能が損なわれた。PKCΘのV3ドメインはドミナントネガティブ的にPKCΘ依存的炎症を抑制することから,治療目的での有用性が示唆された。

シソーラス用語： CD28抗原 ,  Th2細胞 ,  ヘルパーT細胞 ,  *タンパク質キナーゼC ,  *細胞分化 ,  細胞結合 ,  非受容体型チロシンキナーゼ ,  生体内分布 ,  炎症 ,  Th17細胞 ,  免疫シナプス ,  シグナル伝達 ,  *タンパク質キナーゼC-θ ,  *分化 ,  *発生生理 ,  細胞生理学的現象
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  Lck ,  *PKCθ ,  気道炎症

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (7件)： キナーゼ ,  PKCθ ,  ドメイン ,  モチーフ ,  免疫シナプス ,  CD28 ,  T細胞