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J-GLOBAL ID:201102261322204394   整理番号:11A1495268

Xenopusの卵の減数分裂停止でEmi2に結合したCdk1/Plk1/CK1およびPP2A-B56によるEmi2の動的制御

Dynamic Regulation of Emi2 by Emi2-Bound Cdk1/Plk1/CK1 and PP2A-B56 in Meiotic Arrest of Xenopus Eggs
著者 (14件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 506-519  発行年: 2011年09月13日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脊椎動物では,無精卵はAPC/Cユビキチンリガーゼの阻害剤MosとEmi2により減数分裂IIの中期で停止する。Xenopusでは,Cdk1はEmi2をリン酸化して不安定化・不活性化するが,MosはPP2Aホスファターゼを誘引してCdk1リン酸化を中和する。しかし,Cdk1リン酸化がどのようにしてEmi2を阻害するのかの多くはまだ分かっていない。ここでは,複数のN末端Cdk1リン酸化モチーフがサイクリンB1-Cdk1そのもの,Plk1およびCK1δ/εに結合し,Emi2を阻害することを示す。Plk1は自身によるリン酸化で他の部位に再結合した後,Emi2を部分的に不安定化した。Cdk1とCK1δ/εは連続してC末端のAPC/Cドッキング部位をリン酸化し,そうすることで協同的にEmi2がAPC/Cに結合するのを阻害する。しかし,Mosが存在すると,PP2A-B56β/εはEmi2に結合してEmi2がリン酸化されない状態,とりわけAPC/Cドッキング部位がリン酸化されていない状態に保つ。従って,Emi2の安定性と活性はEmi2に結合する複数のキナーゼとPP2Aホスファターゼにより動的に制御されている。著者らのデータは,M期制御でのCdk1基質リン酸化モチーフの一般的な役割についても示唆している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞分裂・増殖 

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