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J-GLOBAL ID：201102261638090803   整理番号：11A0813687

多偏波合成開口レーダを使用した海氷モニタリング

著者 (1件)： 若林裕之 (日本大 工)
資料名： 東北の雪と生活
号： 設立25周年記念誌  ページ： 200-204  発行年： 2011年03月31日 
JST資料番号： L6856A  ISSN： 0917-6217  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 天候に左右されなく高頻度に,また空間分解能にも優れた多偏波SARデータを使用した海氷密接度推定法を提案した。推定法の基本となる海水面と海氷面の区別は,PALSARデータから算出された散乱エントロピに閾値を設定して判定した。この閾値は,AMSR-Eの海氷密接度データより密接度0のときの散乱エントロピ値を使用した。AMSR-E海氷密接度で検証した結果,PALSARはAMSR-Eが検出困難な薄氷を検出できることなどが分かった。

シソーラス用語： 合成開口レーダ ,  比率 ,  エントロピー ,  放射計 ,  *海氷 ,  閾値
準シソーラス用語： AMSR-E ,  PALSAR ,  *海氷密接度 ,  散乱エントロピー ,  多偏波合成開口レーダ ,  *薄氷

分類 (3件)： 雪氷学  (DC08000N) ,  リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  海洋物理学一般  (DC06010K)

引用文献 (8件)：

• 大内和夫,2009:リモートセンシングのための合成開ロレーダの基礎.東京電機大学出版局.
• Nishio, F. and M. Aota, 1993 Variability of seaice extent in the Okhotsk Sea. Proc. lnt. Sympon Sea lce and the Sea of Okhotsk, Okhotsk Seaand Cold Ocean Research Association, 305-307.
• Comiso, J. C. , and C. L. Parkinson , 2008 : Arcticsea ice parameters from AMSR-E data using twotechniques and comparisons with sea ice fromSSM/1. J. Geophys. Res. , 113,CO2SO5,doi:10.1029/2007JCOO4255.
• Onstott, R. G., 1992 SAR and Scatterometer Signatures of Sea Ice In:Carsey F.D.(editor).Microwave Remote Sensing of Sea lce(Geophysical Monograph 68). Washington, DC:American Geophysical Union, 73-104.
• 福島繁樹 他8名,2008:ALOSデータを用いた海氷観測手法の開発及び利用に係る研究4海洋情報部技幸艮,26,44-52.

タイトルに関連する用語 (3件)： 偏波合成開口レーダ ,  海氷 ,  モニタリング