文献

J-GLOBAL ID：201102264286777985   整理番号：11A0543653

キャリアセンス無線アクセスと送信電力制御を併用するコグニティブ無線機のMAC層チャネル容量の理論検討

Theoretical Analysis for MAC Layer’s Channel Capacity in Cognitive Radio with Carrier Sense Multiple Access and Transmitting Power Control

著者 (5件)： 栄祝剛洋 (東京理大 理工) ,  堀江駿太 (東京理大 理工) ,  田久修 (東京理大 理工) ,  藤井威生 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  楳田洋太郎 (東京理大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 398(SR2010 69-87)  ページ： 113-118  発行年： 2011年01月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コグニティブ無線では検出不全の既存システムが存在する可能性を考慮し,与干渉保護を行う。筆者らは,与干渉保護を実現するため,キャリアセンスと送信電力制御を併用するコグニティブ無線の検討を進めている。これまでに,アクセス機会等を考慮したMAC層チャネル容量が最大となるセンシング時間,を計算機シミュレーションにより導出している。しかし,無線通信環境のそれぞれに対して最適なセンシング時間を,計算機シミュレーションにより算出することは,計算量が大きいなどの問題がある。本研究では,キャリアセンスと送信電力制御を併用するコグニティブ無線機における,MAC層チャネル容量が最大となるセンシング時間を理論解析により導出し,最大MACチャンネル容量を与えるセンシング時間を理論的に導出した。(著者抄録)

シソーラス用語： 回線接続 ,  電力制御 ,  無線伝送 ,  *通信装置 ,  *通信路容量 ,  干渉 ,  計算機シミュレーション ,  時間
準シソーラス用語： MAC層 ,  *コグニティブ無線 ,  センシング ,  *送信電力制御 ,  *無線アクセス ,  無線機

分類 (2件)： 通信方式一般  (ND07010E) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (5件)：

• HAYKIN, S. Cognitive radio : brain-empowered wireless communications. IEEE Journal on Selected Area in Communications. 2005, 23, 2, 201-220
• UCHIYAMA, H. Study on Soft Decision Based Cooperative Sensing for Cognitive Radio Networks. IEICE Trans. Commun. 2008, 95-101
• 藤井威生. 周波数共用型コグニティブ無線におけるセンシングレベルに関する検討. 信学技報. SR2009-59
• 望月. 変調方式検出に基づく送信電力制御の解析. 信学技報. 2010, SR2009-104, 91-97
• 田久. キャリアセンス無線アクセスと送信電力制御を併用するコグニティブ無線機のMAC層チャネル容量評価. 信学技報. 2010, RCS2010-71, 137-142

タイトルに関連する用語 (8件)： キャリアセンス ,  無線アクセス ,  送信電力制御 ,  併用 ,  コグニティブ無線機 ,  MAC層 ,  チャネル容量 ,  理論