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J-GLOBAL ID：201102265550845060   整理番号：11A1269975

ばね振動により駒にかけた3軸力の測定を行うモノリシック圧電センサ

Monolithic Piezoelectric Sensor for Measurement of Triaxial Forces Applied to Bridge by String Vibration

著者 (3件)： TAKARADA Jun (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  WAKATSUKI Naoto (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MIZUTANI Koichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 50  号： 7,Issue 2  ページ： 07HC03.1-07HC03.5  発行年： 2011年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ばね振動を研究する圧電センサを提案した。このセンサは正方角錐構造で,各表面に5個の電極があり,3軸力を測定できる。1個のセンサからの3軸力を測定すると,楽器の弦の振動のような複雑な振動機構を得ることができる。このセンサは楽器の駒中として作用し,弦の振動により直接かかる3軸力を測定するよう設計した。これまで提案されたセンサは,駒としても作用するが,その電荷感度の関する問題がある。電荷感度を改善するため,新しく提案した酸素はその構造を工夫して大きい電極を持つように設計した。新しく提案したセンサの感度は過去に提案されたセンサと有限要素法を使って比較した。提案したセンサの感度は過去のセンサよりも高くなった。特に,提案したセンサの水平方向の感度は過去のものより2.5倍高くなった。この理由は,新しいセンサは水平方向の感度を測定するのに圧電剪断効果をかけるが,過去のものは縦効果をかけていることである。圧電剪断効果の定数は縦効果のものより一般に約2倍高い。さらに,実験で提案したセンサの感度を得た。実験結果から,この3軸力は測定した感度の擬逆行列を計算して測定できると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *圧電センサ ,  *軸力 ,  楽器 ,  弦 ,  感度 ,  有限要素法 ,  圧電気 ,  楽器音響 ,  *弦楽器 ,  検出能 ,  *センサ
準シソーラス用語： 検出感度

分類 (1件)： 楽器音響  (BB03070Y)

引用文献 (26件)：

• 1) N. H. Fletcher and T. D. Rossing: The Physics of Musical Instruments (Springer, New York, 1998) p. 120.
• 2) K. Ogura, K. Mizutani, and N. Wakatsuki: Proc. Int. Symp. Music Acoustics, 2010, p. 40.
• 3) T. Kobayashi, N. Wakatsuki, and K. Mizutani: Proc. Int. Symp. Music Acoustics, 2010, p. 41.
• 4) S. Sugawara and Y. Kajiwara: Jpn. J. Appl. Phys. 49 (2010) 07HD02.
• 5) Y. Kagawa, T. Tsuchiya, and T. Sakai: IEEE Trans. Ultrason. Ferroelectr. Freq. Control 48 (2001) 180.

タイトルに関連する用語 (4件)： ばね ,  駒 ,  3軸 ,  圧電センサ