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J-GLOBAL ID：201102267209508962   整理番号：11A1024439

最密充填型コロイド結晶の粒子構造,積層無秩序および格子無秩序化の正確な評価

Precise characterization of grain structures, stacking disorders, and lattice disorders of a close-packed colloidal crystal

著者 (4件)： SUZUKI Yoshihisa (Dep. of Life System, Inst. of Technol. and Sci., The Univ. of Tokushima, 2-1 Minamijosanjima, Tokushima 770-8506, JPN) ,  MORI Atsushi (Dep. of Advanced Materials, Inst. of Technol. and Sci., The Univ. of Tokushima, 2-1 Minamijosanjima, Tokushima ...) ,  FUJIWARA Takahisa (Graduate School of Advanced Technol. and Sci., The Univ. of Tokushima, 2-1 Minamijosanjima, Tokushima 770-8506, JPN) ,  TAMURA Katsuhiro (Dep. of Life System, Inst. of Technol. and Sci., The Univ. of Tokushima, 2-1 Minamijosanjima, Tokushima 770-8506, JPN)
資料名： Journal of Crystal Growth  (Journal of Crystal Growth)
巻： 322  号： 1  ページ： 109-113  発行年： 2011年05月01日 
JST資料番号： B0942A  ISSN： 0022-0248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリスチレン粒子分散物の遠心分離により得た柱状粒子を有する乾燥コロイド結晶の垂直破断面を走査型電子顕微鏡により観察した。破断面上に多くの結晶粒界が粒子レベルで観察された。表面上の粒子の大部分は面心立方(FCC)配列であった。幾つかの粒子は単一FCC型の粒子であるが,他の粒子には幾つかの積層無秩序が含まれていた。表面の大部分はこのような粒子で覆われているが,結晶粒界にはモザイク状パターンが形成された。これらの結果から遠心分離により得たコロイド結晶は束構造の柱状FCC粒子を形成することが確認された。破断面が成長格子の側壁に隣接して観察された。表面は幾つかの層からなる。壁に最も近い最上層には多数の点欠陥と隣接の二次元島間の三角格子の不整合が観察された。これらの不整合と点欠陥により恐らく結晶中に幾つかの格子欠陥が発生したであろう。格子欠陥は容器の底や結晶の成長フロントで恐らく同様に発生するであろう。らせん転位がたびたびではないが層内に見られた。これらの結果から二次元の核生成成長と渦巻き成長が,恐らくコロイド結晶の結晶-分散界面上だけでなく原子結晶上でも起こったと結論される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 結晶構造 ,  *コロイド ,  *ポリスチレン ,  積層欠陥 ,  結晶格子 ,  無秩序系 ,  格子欠陥 ,  電子顕微鏡観察 ,  モザイク構造 ,  分散粒子 ,  *結晶粒界 ,  遠心分離 ,  結晶化 ,  走査電子顕微鏡 ,  双晶境界 ,  螺旋転位
準シソーラス用語： *コロイド結晶 ,  最密充填 ,  面心立方格子

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  有機化合物の格子欠陥  (BK12060M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最密充填 ,  コロイド結晶 ,  格子 ,  無秩序化 ,  評価