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J-GLOBAL ID：201102269562870864   整理番号：11A1953038

甘味資源作物 生産動向 さとうきび さとうきびを加害する土壌害虫の生態とその防除法

著者 (1件)： 新垣則雄 (沖縄県農業研究セ)
資料名： 特産種苗
号： 12  ページ： 113-117,1(3)  発行年： 2011年11月20日 
JST資料番号： L8133A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄県の主要なサトウキビの土壌害虫としてハリガネムシ類(オキナワカンシャクシコメツキ,サキシマカンシャクシコメツキ),アオドウガネ,ケブカアカチャコガネが上げられる。ハリガネムシに対してはフィプロニルベイト剤および合成性フェロモンの利用が,アオドウガネに対してはブラックライトによる成虫誘殺が有効である。ケブカアカチャコガネは走光性が無いのでブラックライトは使用できず,トラクターのロータリーで物理的に殺傷する方法が取られている。また,近縁種の性フェロモンの利用も有効であることが判明した。

シソーラス用語： *サトウキビ ,  コメツキムシ科 ,  コガネムシ科 ,  性フェロモン ,  紫外線ランプ ,  *害虫防除 ,  防除 ,  *害虫 ,  殺虫剤
準シソーラス用語： Anomala albopilosa ,  Melanotus sakishimensis ,  アオドウガネ ,  オキナワカンシャクシコメツキ ,  ケブカアカチャコガネ ,  サキシマカンシャクシコメツキ ,  ブラックライト ,  *土壌害虫 ,  物理的防除 ,  誘殺

分類 (3件)： 糖料作物  (FC03072N) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

物質索引 (1件)： フィプロニル

引用文献 (12件)：

• Arakaki N. et al (2004) Precopulatory mate guarding by the male green chafer, Anomala albopilosa sakishimen-sis Nomura (Coleoptera: Scarabaeidae). Appl.Entomol. Zool. 39: 455-462.
• Arakaki N. et al (2008) Mating disruption for control of Melanotus okinawensis (Coleoptera: Elateridae) with synthetic sex pheromone. J. Econ. Entomol. 101:1568-1574.
• Arakaki N. et al. (2004) Mating behavior of the scarab beetle Dasylepida ishigakiensis (Coleoptera:Scarabeidae). Appl. Entomol. Zool. 39: 669-674.
• 貴島圭介・太郎良和彦(2010)砕土によるサトウキビ害虫ケブカアカチャコガネ幼虫の物理的防除応動昆54: 23-27 .
• Muraji et al. (2008a) Genetic variation of the green chafer, Anomala albopilosa (Hope) (Coleoptera: Scarabaeidae) , in the Ryukyu Islands of Japan detected by mitochondrial DNA sequences. Appl. Entomol. Zool. 43: 299-306.

タイトルに関連する用語 (8件)： 甘味 ,  資源作物 ,  生産動向 ,  さとうきび ,  土壌 ,  害虫 ,  生態 ,  防除法