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J-GLOBAL ID：201102269751065506   整理番号：11A1221176

インペインティングに基づくデインタレースの画質特性評価

Quality evaluation of an inpainting-based deinterlacing scheme

著者 (3件)： 前野達生 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  筒井弘 (京大 大学院情報学研究科) ,  尾上孝雄 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 78(SIS2011 1-20)  ページ： 99-104  発行年： 2011年06月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,テレビ放送やDVD等の記録メディアでインタレース動画像が広く利用されているが,液晶ディスプレイ等のプログレッシブ走査方式の表示機器でインタレース動画像を表示する際には,デインタレース処理によりプログレッシブ形式に変換する必要がある。インペインティングに基づくデインタレース手法であるSTIM(spatial-temporal inpainting method)は,画像の欠陥部分を周囲の画素を用いて補間するインペインティング技術に基づき,フィールド内の補間対象ラインをコスト最適化に基づき補間する。本稿では,入力動画像の特徴とSTIMによる補間画質の関係について評価を行う。また,時間領域での補間に関する問題点を明らかにし,解決手法を提案する。提案手法を用いた場合,時間領域での補間画質が最大7dB向上することがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 画質 ,  *画像補正 ,  *走査 ,  SN比 ,  *動画像 ,  画像信号 ,  ベクトル ,  *動き補償 ,  計算量 ,  画素 ,  *画像評価 ,  アルゴリズム ,  液晶ディスプレイ ,  動きベクトル
準シソーラス用語： インタレーススキャン ,  PSNR ,  プログレッシブスキャン

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• BALLESTER, C. An inpainting-based deinterlacing method. IEEE Transactions on Image Processing. 2007, 16, 10, 2476-2491
• KELLER, S. H. Deinterlacing using variational methods. IEEE Transactions on Image Processing. 2008, 17, 11, 1-14
• TSCHUMPERLE, D. High quality deinteriacing using inpainting and shutter-model directed temporal interpolation. Proc. ICCVG, Sep. 2004. 2004, 301-307
• MAENO, T. Hawdware implementatiun of real-time motion adaptive deinterlacing based on inpainting. Proc. ICESIT, Feb. 2011. 2011, 159-164
• CHEN, M.-J. Efficient deinterlacing technique by inter-field information. IEEE Transactions on Consumer Electronics. 2004, 50, 4, 1202-1208

タイトルに関連する用語 (2件)： 画質特性 ,  評価