抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
通電加熱は食品が電気抵抗体という性質を利用するものであり,加熱効率の良さから多種の液状食品や固体食品の加熱工程や殺菌工程に利用されている。通電加熱は電極間の食品に直接電流を流しその抵抗熱により加熱するものであるため,加熱コントロール上食品の電気物性が重要となる。本稿では,通電加熱の原理と食品の電気物性および加熱特性について説明した。次に通電加熱の応用例を液状食品と固体食品に分け紹介した。液状食品は連続加熱が可能であるため,殺菌を中心として応用例が多い。一方,固体食品は多くの場合,個々に形状や導電率の異なる部位があり加熱むらの原因になるため通電加熱の応用例が少ない。(著者抄録)