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J-GLOBAL ID:201102272193835163   整理番号:11A1182579

ベンガル平野における天然由来のヒ素による大規模な地下水汚染の発生機構-フィールド・実験的研究の現状と今後の課題-

A review of the field and experimental studies aimed to clarify the formation mechanism of naturally occurring As contaminated groundwater in Bengal Basin-Current understanding and future issues-
著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 61-97  発行年: 2011年07月10日 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アジア地域は1960年代までは表層水を飲用としていたが,飲用水の細菌汚染による乳幼児の死亡等が問題となり,地下水の利用が広まった。もっとも大規模な汚染地帯であるベンガル平野では1980年代に地下水に高濃度のヒ素が含まれていることが明らかとなった。1990年代以降ヒ素汚染の原因究明が複数の研究機関で行われてきた。地下水の汚染はベンガル平野の南部で深刻であるが,数10mの範囲内でも大きく変動し,安全性の問題を難しくしている。ヒ素濃度の経時変化は将来予測に役立つ情報であるが濃度変化の大きな場所も少ない場所も報告されており一般化は難しい。ヒ素汚染水の水質は還元的で高濃度の鉄イオンやマンガンイオンなどを含んでいる。一般に硫酸還元がおこる程度に還元的な環境で沖積層の堆積物中に固定化されていた天然由来のヒ素が溶出していると考えられる。ヒ素汚染の誘引には諸説があり,解明にむけた今後の課題は大きい。
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分類 (2件):
分類
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地球化学一般  ,  水質汚濁一般 
引用文献 (193件):
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