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J-GLOBAL ID：201102273346647805   整理番号：11A1571731

サイズマッチング則を用いたクレイ表面上でのカチオン性ポルフィリンの吸着構造を制御するための新規な方法

Novel Methodology To Control the Adsorption Structure of Cationic Porphyrins on the Clay Surface Using the “Size-Matching Rule”

著者 (13件)： EGAWA Tsuyoshi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  WATANABE Hajime (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  FUJIMURA Takuya (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  ISHIDA Yohei (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  ISHIDA Yohei (Japan Soc. for the Promotion of Sci. (DC1), Tokyo, JPN) ,  YAMATO Masafumi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  MASUI Dai (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Tetsuya (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TACHIBANA Hiroshi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  YOSHIDA Hirohisa (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  INOUE Haruo (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAGI Shinsuke (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAGI Shinsuke (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 27  号： 17  ページ： 10722-10729  発行年： 2011年09月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： さまざまなカチオン交換容量をもつサポナイト型クレイを水熱合成法で作製し,カチオン性ポルフィリンとの錯形成挙動を調べた。合成サポナイト(SS)表面上の電荷間距離は六方配列に基づき0.8-1.9nmと計算された。SS表面上のポルフィリンの平均分子間距離はSSの電荷により制御できることがわかった。テトラキス(1-メチルピリジニウム-4-イル)ポルフィリン(H₂TMPyP⁴⁺の場合,SS表面上の平均分子間距離は2.3-3.0nmに制御できる。また,ポルフィリンの吸収極大もSSの電荷密度に依存する。SS表面上のポルフィリンの吸着挙動は既に報告されている「サイズマッチング」則で合理的に理解することができる。ホスト-ゲスト相互作用を用いた本研究の方法はゲストポルフィリン分子間隔が比較的大きいSS表面上での独特な吸着構造の制御を実現する。

シソーラス用語： *粘土 ,  表面 ,  *ポルフィリン錯体 ,  *表面構造 ,  サポナイト ,  水熱合成 ,  *錯体生成 ,  ゲストホスト効果
準シソーラス用語： *クレイ ,  *吸着構造 ,  電荷密度

分類 (3件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  合成鉱物  (CD01040K) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (1件)： 4,4′,4′′,4′′′-(21H,23H-ポルフィリン-5,10,15,20-テトライル)テトラキス(1-メチルピリジニウム)

タイトルに関連する用語 (5件)： サイズ ,  マッチング ,  クレイ ,  カチオン性ポルフィリン ,  吸着構造