文献

J-GLOBAL ID：201102276285394517   整理番号：11A0638866

銅の孔食形態に及ぼすシリカ,塩化物,硫酸イオンの影響

著者 (2件)： 境昌宏 (室蘭工大) ,  松本直也 (室蘭工大)
資料名： 材料と環境  (Corrosion Engineering of Japan)
巻： 60  号： 3  ページ： 126-128  発行年： 2011年03月15日 
JST資料番号： F0006A  ISSN： 0917-0480  CODEN： ZAKAEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 淡水環境で発生する銅の孔食には,様々な形態があり,その要因としては水質の影響が大きく,イオンや溶解成分が重要な役割を果たすことが知られている。リン脱酸素銅継目無し硬質管を試料とし,シリカ,塩化物イオン,硫酸イオンを含む人工淡水中で長期間の浸漬試験を行い,孔食の形態に及ぼすシリカ,塩化物イオン,硫酸イオンの影響を調べた。試験した全ての試料に孔食が発生したがその形態が水質のより大きく異なることが分かった。

シソーラス用語： 淡水 ,  *銅管 ,  *孔食 ,  形態 ,  *腐食試験 ,  *浸漬試験 ,  *アニオン ,  *硫酸イオン ,  濃度依存性 ,  腐食生成物 ,  *二酸化ケイ素 ,  *塩化物イオン ,  *非晶質シリカ ,  *腐食
準シソーラス用語： *シリカ

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

引用文献 (7件)：

• 1) O. Seri and M. Sakai, Kuuki Chouwa Eisei Kougaku (空気調和・衛生工学), 79, 813 (2005).
• 2) E. Mattoson and A. -M. Fredriksson, Br. Corros. J., 3, 246 (1968).
• 3) M. Sakai and O. Seri, Zairyo-to-Kankyo, 57, 172(2008).
• 4) M. Sakai and O. Seri, Proc. 52nd Japan Conf. Materials and Environments, p.457, JSCE (2005).
• 5) M. Sakai, Proceedings of JSCE Materials and Environments 2007, p.49, JSCE(2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 銅 ,  食形態 ,  シリカ ,  塩化物 ,  硫酸イオン