抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プレス成形時に発生する形状不良,割れ,しわなどの対策として薄板成形シミュレーションで検討した事例を紹介した。静的陽解法による二次元弾塑性有限要素法プログラムを用いて,C型断面バンパー補強材の型設計予測を行った結果,目標形状と比べてひとまわり小さい予測結果を得たが,実用的にほぼ一致したものとみられる。次に,自動車用メンバー部品の板厚1.6mmのハット形長尺成形品のスプリングバックによるねじれ形状不良を検討した。実験とFEMによる解析結果,定量的には差があるが,両者ともに絞り深さが増すと底部のねじれは負から正へと特徴的変化を示した。また,自動車の伸びフランジ成形時に生じる割れ問題をFEM解析で調べ,中央部付近に周期的ひずみ集中を認めた。