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J-GLOBAL ID:201102283120887167   整理番号:10A0995398

ゼラチンにより安定化させた凍結乾燥ポリ(ε-カプロラクトン)ナノカプセルの分散性並びに凍結の影響

Dispersibility of freeze-dried poly(epsilon-caprolactone) nanocapsules stabilized by gelatin and the effect of freezing
著者 (5件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 177-188  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乾燥食品の試料を作るために,ナノカプセル(NC)-ゼラチン懸濁液を凍結乾燥した。得られた乾燥食品を再水和し,ナノカプセルの分散性を調べた。調製した凍結乾燥食品は,乾燥したバルク食品中でさまざまな位置において異なった分散特性を有し,この不均一性は加工の過程で用いた冷却プログラムに依存することが分かった。凍結過程での試料の熱プロフィルを得るためにモデルの数学計算を行った。凍結界面速度及び凍結界面とその周辺での溶液の粘度を,模擬熱プロファイルを用いて推定した。調製した乾燥食品の分散性は,これらの値と相関があることが分かった。このことから,NC-ゼラチンのゲルネットワーク形成は,乾燥後に非常に優れたNC分散特性を生み出すために好都合であることが示唆された。ゆっくりした冷却条件は,溶液中でゾル-ゲル転移を促進するために有利であった。しかしゆっくりした凍結過程で生成した大量の氷は,貧弱な分散性に導き,ゲルネットワークに損害を与えると考えられた。本研究は,凍結乾燥したナノカプセルの分散特性を制御するための重要な処理要因について論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の乾燥  ,  その他の成形 

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