抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中性子の持つ波動性を利用して,X線と同様に,結晶からの回折現象を基本原理として,内部の情報を取り出すことができる。本文では,材料中の応力と歪の関係について概説するとともに,中性子を用いた残留応力測定の基本原理を解説した。まず,応力と歪に関して,内力と応力,歪,応力と歪を解説した。ついで,中性子応力測定に関して,中性子の回折,角度分散法,飛行時間法,透過中性子法を説明した。つづいて,中性子応力測定による部材・軸対象材の歪測定光学系,多軸歪測定のための光学系,ゲージ体積重心と回転中心の検討の例を紹介した。最後に,日本における加速器を用いた最新のパルス中性子源の稼働の状況,今後の展開を示した。