文献
J-GLOBAL ID:201102285841179220   整理番号:11A0896102

インポーチンα蛋白質はSnail蛋白質核輸入のための負の調節因子として作用する

Importin α Protein Acts as a Negative Regulator for Snail Protein Nuclear Import
著者 (7件):
資料名:
巻: 286  号: 17  ページ: 15126-15131  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
亜鉛フィンガーを含む転写調節因子Snailは,遺伝子発現を制御する核内に移行する。以前の試験において,インポーチンβ1は,直接Snailのジンクフィンガードメインを認識し,核にそれを輸送することを示した。本試験では,in vitroおよびin vivoアッセイを使用した結果,インポーチンβ1に対するアダプター蛋白質のインポーチンαは,インポーチンβ1によって仲介されるSnailの核輸入を負に調節することが示された。また,In vitro結合アッセイの結果,インポーチンαは,インポーチンβ1結合と競合して,Snailの亜鉛フィンガードメインと相互作用すること,および,Snailはインポーチンα/インポーチンβ1との三元複合体を形成しなかったことが示された。A549細胞におけるインポーチンαの過剰発現は,内因性のSnail蛋白質レベルを減少させ,プロテアソームおよびグリコーゲンシンターゼキナーゼ3βの阻害剤によって復元された。さらに,siRNA処理によるインポーチンαのノックダウンは,いくつかの癌細胞系統における内在性Snailの蛋白質レベルを増大した。本研究は,インポーチンα核蛋白質の輸入過程の新たな制御機構を提供し,その核局在を阻害することでSnailの活動を制御するための意味合いを付与した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る