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J-GLOBAL ID：201102288128375680   整理番号：11A1953864

FeOの相転移と地球外核の成層

Phase Transition of FeO and Stratification in Earth’s Outer Core

著者 (7件)： OZAWA Haruka (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol., Kanagawa, JPN) ,  OZAWA Haruka (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Futoshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  HIROSE Kei (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol., Kanagawa, JPN) ,  HIROSE Kei (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  OHISHI Yasuo (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  HIRAO Naohisa (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN)
資料名： Science  (Science)
巻： 334  号： 6057  ページ： 792-794  発行年： 2011年11月11日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球の核に存在する酸素のような軽元素は,鉄合金の物理的性質に影響を与える。核の条件におけるこれらの物質の高圧下の挙動が核の構造と力学のモデルに対する制約となる。高温・高圧におけるX線回折データによると,酸化鉄(II) FeOは,240GPa,4000Kで塩化ナトリウムNaCl型(B1)から塩化セシウムCsCl型(B2)に,2%の体積増をもって変化する。それ故,外核の中位置における酸素を含む液体は,数値シミュレーションによると対流を阻害するFe-O結合の環境をもつ。相が挿入された成層は地震学的には観測できないが,地球ダイナモに大きく影響する。

シソーラス用語： *ダイナモ理論 ,  *酸化鉄 ,  塩化ナトリウム ,  塩化セシウム ,  高温 ,  高圧 ,  *中心核 ,  *相転移
準シソーラス用語： 外核

分類 (2件)： 地球電磁気学一般  (DC04010W) ,  下部マントル・中心核の構造・組成  (DC03100N)

タイトルに関連する用語 (5件)： FeO ,  相転移 ,  地球 ,  外核 ,  成層