文献

J-GLOBAL ID：201102289061990003   整理番号：11A1265869

電気工学学生実験を利用したエネルギー環境教育の試み

Practice of Energy and Environment Education through Student Laboratory in Electrical Engineering

著者 (2件)： 光本真一 (豊田工業高等専門学校) ,  福政修 (宇部工業高等専門学校)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 131  号： 8  ページ： 596-601 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界中のすべてのエネルギーの消費が環境を劣化させることはよく知られている。電気エネルギー使用の観点からは,火力発電によるCO₂の放出は深刻な問題である。このため,環境と電気エネルギー消費の関係に関する教育は,短期大学及び大学の学生にとって重要である。本稿では,宇部工業高専で実践してきた,電力の系統連系や光起電力の研究システムの開発,照明の研究システムの改善について述べる。この学生実験を経験することで,学生のエネルギーと環境に関する意識が変革することが期待される。実際,学生に対するアンケート回答やコメントから,本教育システムは,電気エネルギー消費と環境との問題への関心を深めるために電気工学を学んでいる学生にとって有効であると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エネルギー ,  *環境教育 ,  実験 ,  太陽光発電 ,  *学校教育 ,  エネルギー消費 ,  大学 ,  カリキュラム
準シソーラス用語： エネルギー環境教育 ,  学生実験

分類 (2件)： 環境工学一般  (SA01010K) ,  エネルギー工学一般  (LA01010D)

引用文献 (13件)：

• (1) 佐藤義久:「エネルギー消費と環境問題」,電学誌,Vol. 126, No. 4, pp. 198-201 (2006-4)
• (2) 田中 良・池さつき:「大規模太陽光発電への期待」,電学誌,Vol. 126, No. 8, pp. 542-545 (2006)
• (3) S. Kawasaki, Y. Hayashi, J. Matsuki, H. Kikuya, and M. Hojo : “Determination Method for Optimal Installation of Active Filters in Distributed Generation”, IEEJ Trans. PE, Vol. 129, No. 6, pp. 733-744 (2009-6) (in Japanese)
• 川崎章司・林 泰弘・松木純也・菊谷裕隆・北條昌秀:「分散電源が連系された配電ネットワークにおけるアクティブフィルタの最適設置決定法」,電学論B,Vol. 129, No. 6, pp. 733-744 (2009-6)
• (4) T. Tsuji, N. Sato, T. Hashiguchi, T. Goda, S. Tange, and T. Nomura : “A Study of Economical Incentives for Voltage Profile Control Method in Future Distribution Network”, IEEJ Trans. PE, Vol. 129, No. 6, pp. 745-755 (2009-6) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気工学 ,  学生実験 ,  エネルギー環境教育 ,  試み