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J-GLOBAL ID:201102290898682968   整理番号:11A1925577

スケトウダラ(Theragra chalcogramma)とホッキョクタラ(Boreogadus saida)のトリプシンの寒冷適応構造特性

Cold-adapted structural properties of trypsins from walleye pollock (Theragra chalcogramma) and Arctic cod (Boreogadus saida)
著者 (10件):
資料名:
巻: 233  号:ページ: 963-972  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トリプシンをコードする相補的DNAクローンを寒冷適応魚のスケトウダラ(Theragra chalcogramma)(WP-T)とホッキョクタラ(Boreogadus saida)(AC-T)の幽門盲嚢から単離した。WP-TとAC-Tの単離全鎖cDNAクローンをそれぞれ852と860 bpで,両cDNAは726 bpのオープンリーディングフレームを含んでいた。WP-TとAC-Tはシグナルペプチド,活性化ペプチド,及び成熟トリプシンを含む酵素前駆体として合成されるようであった。WP-TとAC-Tのウシトリプシンに対するアミノ酸配列同一性はそれぞれ64と63%であったが,それらはトリプシンの触媒機能の構造特性を完全に保持していた。一方,WP-TとAC-Tは分子内に4つのMet残基(Met135,Met145,Met175,Met242)を有し,熱帯魚とウシトリプシンの配列と並べると自己分解ループ中にTyr151欠失とPro152のGlyへの置換が見られた。さらに,WP-TとAC-TのN-末端領域(20-50ポジション)での荷電アミノ酸残基含量は他の魚やウシトリプシンよりもはるかに高かった。またウシトリプシン中のCa2+と配位している1つのアミノ酸(Asn72)と2つのアミノ酸(Asn72,Val75)はWP-T(His)及びAC-T(His,Glu)中の別のアミノ酸とそれぞれ交換され,Ca2+結合領域で負に帯電したアミノ酸含量は熱帯魚とウシトリプシンのそれより低かった。従ってWP-TとAC-Tのこの構造特性はその低い熱安定性と密接に関連すると考えられた。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  酵素生理  ,  動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (5件):
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