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J-GLOBAL ID:201102291035188929   整理番号:11A1303140

バイオ-系カフェイン酸を結合した市販のポリエステルおよびポリエーテルの高熱安定性の機構

Mechanism of High Thermal Stability of Commercial Polyesters and Polyethers Conjugated with Bio-Based Caffeic Acid
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号: 14  ページ: 3152-3162  発行年: 2011年07月15日 
JST資料番号: C0337C  ISSN: 0887-624X  CODEN: JPLCAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物由来のカフェイン酸から合成した3,4-ジアセトキシけい皮酸を末端に結合することによりポリ(L-ラクチド)の熱特性を向上できたことから,本論文では市販のポリエステルおよびポリエーテルを用いた熱安定性の向上の機構を明らかにした。ポリ(DL-ラクチド),ポリ(ε-カプロラクトン)およびポリエチレングリコールのヒドロキシル基末端をけい皮酸誘導体でエステル化した。ポリエステルの高熱安定性の機構はけい皮酸誘導体単位と残留スズ触媒の分子間相互作用に関係することが分かった。ポリエステルの熱分解を増す残留スズの量がけい皮酸誘導体の結合後,低下した。ポリエーテルの熱安定性も顕著に向上した。さらに,けい皮酸誘導体単位のπ-πスタッキング相互作用と分子内切断を促進する末端ヒドロキシル基の保護が,高熱安定性のために重要であった。これらの末端修飾重合体は基本的性質を維持でき,光反応性を示した。
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 
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