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J-GLOBAL ID:201102291769290294   整理番号:11A1910587

2011年東北地方太平洋沖地震後のGPS全電子数観測によって検出された音響共鳴とプラズマ減少

Acoustic resonance and plasma depletion detected by GPS total electron content observation after the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake
著者 (10件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 863-867  発行年: 2011年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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地表と下部熱圏間の音響共鳴によって励起された電離層変動の二次元構造が,2011年3月11日のM9.0東北地震後の震央近くで初めて観測された。GPS受信機アレイにより,全電子数の短周期振動が,震央付近で4時間にわたって観測された。それは,津波がスタートしたと推定された震央の東に中心があった。振動の卓越モードの周波数は,4.5mHz,すなわち,周期222秒であり,また,3.7mHzと5.3mHzの周波数を持つ微弱な振動もあった。これらの周期は,数値モデルから予測された地表と下部熱圏間の音響共鳴の周期と一致する。TEC振動の振幅は,緩やかな振幅変化を示した。この共鳴によって励起されたTEC変動の二次元分布は,北西から南東に伸びる波動前線構造を持っていた。TECの共鳴振動には,約60分の継続時間をもつTECの減少が付随した。この減少エリアもまた,震央をその中心としていた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震学一般  ,  電離層・熱圏 

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