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J-GLOBAL ID:201102291880744830   整理番号:11A0962783

大規模三重層結合循環流動層の流体力学的性質

Hydrodynamic characteristics of a large-scale triple-bed combined circulating fluidized bed
著者 (8件):
資料名:
巻: 209  号: 1-3  ページ: 1-8  発行年: 2011年05月15日 
JST資料番号: B0730A  ISSN: 0032-5910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ライザ(高さ16.6m,内径0.10m),下降管(高さ6.5m,内径0.10m)およびバブリング流動層(BFB;0.27×0.75×3.4m3からなる,新しい大規模三重層結合循環流動層(TBCFB)をガス化装置の冷モデルとして建設した。新しい反応器設計の目的は,石炭/バイオマスのエネルギー回復水蒸気ガス化に要する,高い固体質量流束を達成することであった。TBCFBでは,ガス密封層(GSB;高さ5.0m,内径0.158m)をBFBとライザ底部との間に設置して,ライザに固体を輸送するために圧力ヘッドを増した。珪砂粒子(算術平均径が128μm)の流体力学挙動を,ライザ,下降管,BFBおよびGSB中の空気流速を別個に制御し,そして周囲条件下でBFBおよびGSBの高さ(HBFBおよびHGSB)を変えて,調べた。GSBガス速度(Ugg)が0.10m/sのとき,固体質量流束(Gs:kg/(m2s))はライザガス速度(Ugrの増加とともに顕著に増加した。得られた最大GsはUgr=12m/s且つHGSB=4.6mで546kg/(m2s)であった。このことは,ライザ底部への固体輸送のための圧力ヘッドがGSB高の増加によって十分増加するという事実に帰せられた。見かけ圧力差から得られた固体ホールドアップ(εs)から,高密度相(固体ホールドアップ;0.070-0.095)がライザ底部(Hr)で生成することが分かった。下降管における流れは1.5mで発達した。下降管の発達域での固体ホールドアップは,Gsが406kg/(m2s)のとき,下降管ガス速度が0から1m/sに増加すると,0.0212から0.0128に減少した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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