抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ライザ(高さ16.6m,内径0.10m),下降管(高さ6.5m,内径0.10m)およびバブリング流動層(BFB;0.27×0.75×3.4m
3からなる,新しい大規模三重層結合循環流動層(TBCFB)をガス化装置の冷モデルとして建設した。新しい反応器設計の目的は,石炭/バイオマスのエネルギー回復水蒸気ガス化に要する,高い固体質量流束を達成することであった。TBCFBでは,ガス密封層(GSB;高さ5.0m,内径0.158m)をBFBとライザ底部との間に設置して,ライザに固体を輸送するために圧力ヘッドを増した。珪砂粒子(算術平均径が128μm)の流体力学挙動を,ライザ,下降管,BFBおよびGSB中の空気流速を別個に制御し,そして周囲条件下でBFBおよびGSBの高さ(H
BFBおよびH
GSB)を変えて,調べた。GSBガス速度(U
gg)が0.10m/sのとき,固体質量流束(G
s:kg/(m
2s))はライザガス速度(U
grの増加とともに顕著に増加した。得られた最大G
sはU
gr=12m/s且つH
GSB=4.6mで546kg/(m
2s)であった。このことは,ライザ底部への固体輸送のための圧力ヘッドがGSB高の増加によって十分増加するという事実に帰せられた。見かけ圧力差から得られた固体ホールドアップ(ε
s)から,高密度相(固体ホールドアップ;0.070-0.095)がライザ底部(H
r)で生成することが分かった。下降管における流れは1.5mで発達した。下降管の発達域での固体ホールドアップは,G
sが406kg/(m
2s)のとき,下降管ガス速度が0から1m/sに増加すると,0.0212から0.0128に減少した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.